40巻から45巻の感想ではバトルが少ないと書いたが、46巻から50巻ではバトルが多い。
しかも、圧倒的に不利な状況である。最高に頼りになる味方(ある意味主人公)の皆本がほぼ動けない状況。すでに最終決戦を見据えた展開に入ったようだ。
そして覆して白紙になったはずの予知の一部が実現されてしまう。そんな状況下でも薫たちはその性質上相手を殺したり重傷を与えたりすることは出来ないし、しない。
この漫画は超能力ものだが、SF的にはミュータントテーマでもあり、新しく超能力者が生まれてきているので、必然的に能力者の多くは若い、つまり子供である。他の漫画と違いこの漫画では、子供の超能力者を守るという立場が強い。敵は子供の超能力者を利用する側。その点ではパンドラも明白に子供を守る側。
ロリコン要素も強いけど、一貫して子供を守るというテーマが貫かれている。そこがいい。それから、旧日本軍相当の組織が明白に悪の側として描かれているのもよい。そいつらも子供を含めて超能力者を利用する側だから。
能力を持たない皆本が優れた超能力者のチルドレンたちを守るところが特によいのだ。
コミックスのおまけ漫画での、悠理のリミッターが何かというネタもよかった。本編のストーリー展開が忙しくなっていて、その説明を入れる余地がなかったのだろう。そしてエロいのもよい。
