ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:機動戦士ガンダム 水星の魔女

今シーズンは、過去作視聴シーズンみたいな感じになっている。

で、話題になっていたことは知っていたが、見ていなかった「水星の魔女」を見てみた。

これは、よろしくない。

 

animestore.docomo.ne.jp

俺は、ファーストガンダムは再放送を(録画してないので抜けありで)観た。そしてターンAは劇場版総集編を配信でみた。あとオルフェンズも最初の方だけ。そして少し前にジークアクスを見たのである。

いろいろ問題あると思うんだけど、俺が気になったところは、このエアリアルってプラモデルを作った後、どうやって遊ぶんだ?ということである。

ビットを付けたり、外したり、盾にしたり、銃にしたりして遊ぶと思うんだけど、あまり楽しそうな気がしないんだよね。変形させて遊ぶのはそれなりに楽しいと思うんだけど、変形じゃなくて再組立てみたいなのは、面倒過ぎないか?

もちろん、プラモデルを作る人は、最初に組み立てるところとか、塗るところとか、写真を撮るとかいろいろ楽しみはあると思うけど、ビットが組み合わさっていろいろな物になるというこのガンダムの特徴を使って遊ぶという感じではない。

今の技術では不可能だけど、たとえばラジコンになっていて、ボタンを押すとビットが自動で動いて様々な物に変形するなら、遊びたい気はするんだが。

そもそも、ファンネルとかビットっていうのが強過ぎると思うのである。バルカン砲は弱過ぎ、ビットは強過ぎ。ガンダムはリアルロボットということになっているけど、ビット搭載のガンダムはほとんどのスーパーロボットよりも機体性能が上になってしまう。こういう強いロボットは敵にするのは相応しいが、自機には向いてないと思うのだ。

だいたい、ロボットというのは、身体の拡張という点が遊びの中心であって、だからこそ人型である必要性があるのだが、ビット操作は身体拡張感覚に繋がらないのだ。ロケットパンチくらいなら、パンチのイメージでいけるし、板野サーカスもミサイル発射まででギリギリ感情移入出来るのだが、ビットはもうパイロットが操作している感覚がない。

このアニメでも、多数のビット操作は人間の脳に負担をかけるということになっているので、理屈は通るのだが、主役機の動きに視聴者が感情移入出来ない気がするのである。(俺の見ていないこの作品以外のガンダムシリーズでも主役機がビット操作するのはあるみたいだが)。

もしかしたら、ガンダムファンはガンダムのゲームとかでファンネルとかビットとかの操作になれていて、そういうのの操作も身体感覚として身に付いているのかも知れない。おれはガンダムゲームをしないので分からないだけなのかも。

それはさておき、ストーリーとしても問題があって、最大の問題は1クールの終りで強烈に「引き」を入れておいて、2クールの始まりではその「引き」を活かせていないことである。すごく残念だよ。1クールの最後のシーンは、他にやりようがあったという気もするが、それはともかく衝撃的なシーンを出すという意味では成功している。これで分割2クールの2クール目への期待は高まったはずであり、待ちきれないことだったろう。(俺は、今になって遅れて続けて見たので関係ないけど)。

それなのに、2クール目の1話は、一応話としては1クール目から繋がっているけれど、あの強烈な「引き」を受けての続きとしては弱い、極めて弱い。とんだ肩透かしだよ。単なる制作側の都合だし、まったく、無駄に主人公に人殺しをさせていたわけだ。

敵役も弱い。というか、キャラは立っているんだけど、終り方が弱い。敵役を殺せとは言わないけど、カタルシスがないんだよな。主人公はモブを殺しているのに、敵役には何もしないんだから。