ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

漫画感想:7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT 11,12,13巻

図書館で借りた漫画。予約していたら、3冊一度に回ってきた。出版されている分はこれで全部。未完か、長期休載か。

11巻は劇場戦争終盤。海軍大臣一座のテコ入れから、ストレンジ卿一座もテコ入れに。女王から禁止されていたマクベスの上演を許してもらい、リチャード3世も上演することになる。

マクベスの上演では、三魔女の女優との握手会とかもやるのか。女優はいないので少年役者のはずだが。

そして女王の命令でリチャード3世は海軍大臣一座との合同で上演されることに。

そして劇場戦争最終日になる。

 

12巻は劇場戦争の決着。飲食の売り上げを入れても海軍大臣一座に負けているストレンジ卿一座、そこにトマス・ソープが売った本の売り上げも積み上げるが、まだ及ばない。

そしてリチャード3世の上演後に、シェイクスピアの舞台挨拶。

劇場戦争が終って、女王は再びリーとの謁見を望む。そこでエリザベス女王の秘密が明らかになる。これは史実そのものではなく、フィクションだと思うが、そういう説があってもおかしくないように書かれている。

 

13巻は、シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」の執筆に入る。シェイクとジョウンの恋愛も、ロミオとジュリエットの執筆の力になるという流れだった。

という半端なところでコミックスは中断している。

 

これが一般に受けないと思われる理由を考えてみると、カトリック中心でピューリタン側が悪という感じになっていることだろう。

俺ぐらいの年齢の歴史教育だと、カトリックに弾圧されたピューリタンというのが朧げな認識としてあって、もう少し言えば、ピューリタン側もそうとう酷いことをやっていて、宗教戦争はどっち側も酷いという印象である。

それなのにこの漫画ではカトリックにテコ入れみたいになっている。そしてカトリック司祭とかの処刑やさらし首の描写が結構きつい。まあ、当時のイギリスの状況がそうだったということだろうが、さらし首がしばしば描写されるのは、ストーリーの流れと(そんなに)関係ない気がしてしまう。