ネギ式

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漫画感想:7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT 5巻から10巻

図書館で借りた漫画。予約していたのが6冊一気に順番が回ってきた。

5巻はシェイクの舞台挨拶から、そして金不足の問題に。その結果、隠してきたリーの秘密の能力をストレンジ卿に明かすことになる。これで金の問題は当面避けられる。

そしてストレンジ卿一座と海軍大臣一座が合同興行というか、売り上げ競争(劇場戦争)をすることになる。

 

6巻はマクベスの脚本執筆から。この漫画ではマクベス三魔女は妖艶な若い魔女の姿で描かれる。俺にはかなり違和感があるが、この漫画には色気が足りないので読者サービスという面もあるのだろう。セリフの中には老いた魔女というような言葉もあるのだが、漫画の絵はあくまでも若い露出過多な魔女である。

そしてワースの取引力で脚本料の値上げに成功する。マクベスの上演と海軍大臣一座の妨害。ここでマクベスの別ストーリーが展開される。

 

7巻はマクベスの上演成功。そして海軍大臣一座はシェイクの引き抜きを画策する。さらに海軍大臣一座とのもめごと。その中でストレンジ卿一座の団結が強まる。エリザベス女王のお忍びでの観劇。

 

8巻はエリザベス女王との謁見から。そしてジャンヌ・ダルクの話を書くことに。いや、まだ書いてないのに脚本は出来ていますとか言ってしまう。そして女王の提案によって、ジャンヌ・ダルクの話が「ヘンリー6世第一部」に薔薇戦争の話が「ヘンリー6世第二部」と「ヘンリー6世第三部」に改題される。これでシェイクスピアのデビュー作のタイトルが史実と一致。

ここからワースの活躍。シェイクを「ヘンリー6世第一部」に役者として出演させる。今でいうカメオ出演だな。役者としての能力ではなくて、脚本家が出演するという点でウケるだろうと。更に興行収入を上げるために、劇場で売っているワインを上演している劇の内容に合わせて由来をでっちあげる。今でいうコラボドリンクみたいな。薔薇戦争に合わせて紅白のパンを売ったり。

そしてなんとヒロイン登場。いや、ヒロインなのか?ヒロインはリーじゃないのか。

 

9巻はなんと、シェイクも含めてストレンジ卿一座が逮捕されてしまう。すぐに釈放されるものの劇場戦争は中止、その結果としてそれまでの売り上げで勝負がつくことに。その場合は海軍大臣一座の勝利になってしまう。

興行再開のために、中止命令を出した枢密院に働きかけ泣ければならない。ということでいろいろあって、リーがエリザベス女王に会うことになる。しかしその日リーは風邪で熱を出してふらふら。どうなることかと思わせておいて、リーは女王の愛人の浮気(浮気じゃなくて本気の結婚か)を示唆する。

興行が再開され、ヘンリー6世第1部(ジャンヌ・ダルクの話)が上演される。説明では女性のジャンヌ・ダルクは声変わり前の少年が演じると書いてあるが、漫画の絵では、尻を出した若い女性として描かれている。

 

10巻でストレンジ卿一座は喜劇に取り組む。安い費用で興行収入を上げるためだ。まあ、重い演劇ばかりだと観客が疲れるから、喜劇を混ぜるのは重要だ。そのために喜劇役者をスカウトする。この喜劇役者の演技はかなり現代的だな。アンの作曲の才能が役に立つ。

そしてシェイクスピアも喜劇「恋の骨折り損」を書き始める。その内容に合わせるようにヒロインのジョウン・ブラントとシェイクの逢瀬。