ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:7人の名探偵

図書館で借りた本。2017年発行。

最初に私が期待していたのは、名探偵競演アンソロジーというか、各作家がそれぞれ手持ちのシリーズ探偵の短編を出してくるというものだった。

 

しかし、ミステリ作家はそんなに素直ではない。

最初の探偵はシリーズ探偵らしいが、他の作品は読んだことないものの、どうもこのメルカトル鮎という探偵は一般的な探偵ではないらしい。今回の短編では犯人を指摘しているが、謎は一部しか解いていない。

そして次の作品は落語だった。被害者だけはキャラが立っていたので誰だか分かったが、それ以外の登場人物は俺には区別がつかなかった。この一作だけの構成かな。

次は時代を反映してというか、AI探偵。なんか設定の説明が長いと思ったけど、まあ、展開としてはありかな。短編にするには面倒くさい設定だが、長編にしても面白くなりそうな気はしない。

次は普通に火村英生が探偵役の話だった。その次も法月綸太郎もの。

その次は、SF的な設定のAI探偵もの。というか、これもAI探偵という設定を出してきただけだな。

最後はなんというか誰が探偵だか分からないし、日常の謎的な内輪話のような。まあ、フィクションだと思うけど。

全部書き下ろしのアンソロジーだと、傑作選と違って当たり外れがある。