ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:淑女怪盗ジェーンの冒険

図書館で借りた本。

短編集かと思ったら、怪盗フォー・スクウェア・ジェーンの一連の事件と正体までを描いた中編小説だった。最初はあまりにもあっけなく事件が終ると思ったが、正体とか復讐とかそういう方が話の中心だったようだ。

変装の名人みたいな描写はないのに、本人が結構目撃されていて、ふつうの女の子ですよとか言われているのが不思議。というか、髪の色とか瞳の色とか、容貌に関する描写がほとんどない。

これって復讐譚なんだけど、財産を奪われた復讐として相手の財産をすべて奪うというのは、古きよき復讐譚である。

愚痴だけれども、見下された復讐として相手を見下すというのは、あまりにもみみっちい

後半には同じ作者のまったく関係のない中編が収録されている。

読もうかと思ったけど、ミステリじゃないみたいだしまあいいかと思って返してしまった。