図書館で借りた本。
解説という名の対談にも書いてあるが、萩尾望都は収録されていない。出版社の許可が取れなくて収録できないらしい、他の作品も。少女漫画は囲い込みが強いとか。
そうは言っても樹村みのりが二作品というのは偏りあるだろう。これはたぶん、「結婚したい女」が女の方からプロポーズする話だから。単に女の方からというだけでなく、まあタイトルどおりの作品だから。もうひとつの「ふたりが出会えば」は見合いの話だけど、パフェを食べたかった男とか、古い男女観を否定しているからだろう。
面白かったのは木原敏江の「くれないに燃ゆるとも」これは兄妹の恋愛物でもあるけど、アクションシーンがあるのが面白い。
竹宮惠子の「ジルベスターの星から」はSFだが、それよりもBLっぽいところが他と違う。相手は中性みたいだけど。枠外に竹宮惠子の描いた砂の惑星のポウルの立ち絵がある。
池田理代子の「ズライカ」も悪くない。描写の上で幽霊はいないのに、いるような印象を受ける。恋人の幽霊とセックスする話の変種だな。
残りは里中満智子の「忘れな草をあなたに」これは少女漫画らしい複雑な関係の話。
