図書館で借りた本。
10巻。ここからアニメでやっていない部分。
演技力対決というか、対名足カワル戦。
名足カワルは百喰一族だった。
しかし、3戦といいつつ3回目でほぼ全部決まるっていうよくある馬鹿げている設定。
ダウトというか合計が一定値を越えたら負けという感じのゲーム。
実のところ演技力はそんなに関係ない気がする。嘘をつくと言っても、数字はそのままでスーツだけ違うことを言うとか、数字を変えるにしても一つだけ変えるとか。嘘を見抜ける相手でもいろいろ対応は出来るだろう。
そしてまた、どうしてユメミが勝ちを確信できたのか分からない。
また、ユメミの助言無しで夢子が勝てなかったとも思えない。
11巻は戦争ゲーム。
夢子も芽亜里も参加していなくて、桃喰リリカがメイン。
n人対戦ゼロサムゲーム。ゲームとして楽しむにはいかに協力したり裏切ったりするかという楽しみ方ができる。でもギャンブルとしてはどうだろうか。事前に組んでギャブンブルとしての勝ちを目指すのがこの学園での定石であろう。それなら大勢で事前に組んでいた方が有利ではないだろうか。
まあそれはそれとして、桃喰リリカの性格の深掘りをした巻である。
12巻はじゃんけんポーカー。夢子が参加しているけど、トーナメント戦で夢子メインという程でもない。
カードを使ったジャンケンで、ジャンケンが引き分けの時はポーカー的な手の強さで決着をつける。しかし、カードが三種類しかないから、ポーカーも引き分けになる可能性があるが、その場合はどうするのか。
そして作中ではポーカーとしての手の強さばかり強調していたが、実はジャンケンメインなので、5カードとかはむしろ弱いとも言える。ジャンケンとして出せる手の選択がないから。
しかもカードにマークするイカサマ。しかしカードが三種類しかないから、むしろバレない方がおかしいのでは。なんというか、生徒会長選で追加された百喰一族は、このギャンブル学園の一般生徒と比べてギャンブルが弱いという印象なんだよなぁ。ギャンブル以外のところでハッタリかましてるけど。
そしてじゃんけんポーカートーナメント戦はこの巻では終らずに、次の巻に続くのであった。久々の夢子対芽亜里戦だ。だが、カードにはすでにイカサマのマークが付けられているわけだが、そのままやるのか、それとも別のギャンブルになるのか。