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アニメ感想:ねらわれた学園

2012年サンライズの劇場アニメ「ねらわれた学園」。

原作はたぶん出版された当時に読んだ。怪しい塾が登場するサスペンス調のヤツ。

 

ねらわれた学園

ねらわれた学園

  • 本城雄太郎
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animestore.docomo.ne.jp

この2012年の「ねらわれた学園」には塾は登場しない。どうも、この作品は原作の事件の後の話のようだ。学生がみんな携帯を持っている。現代に合わせたのかと思ったけど、話が進むと原作の登場人物がおじいちゃんだと分かる。

原作はサスペンスが強かったと思うけど、こっちはSFちっくな恋愛物。携帯持ち込み禁止のところが原作の雰囲気を少し反映しているけど、かなり半端な感じである。携帯で繋がるか、テレパシーで繋がるかとかなんとか言ってるけど、これもテーマと呼ぶには半端な気がした。

超能力の表現が綺麗な映像になっているけど、何が起こっているのかよく分からないし、そもそも超能力なのか、機械の力なのかも分からない。超能力増幅装置なのかエネルギー源なのか。これって原作にあったのかな、全然覚えていない。

新海誠風のちょっとSFの入ったお洒落な恋愛アニメという印象であった。