dアニメストアでまたまたTV版キディ・グレイドを見てしまった。
やはり傑作である。
animestore.docomo.ne.jpこれまでにも何度かキディ・グレイドについては書いてきたので、今回は悪役のアールヴとドヴェルグについて。というか、TV版最終回でのドヴェルグがとても良かったので。アールヴは典型的な悪役で声優は井上喜久子、見事に悪役を演じている。ドヴェルグはアールヴに主導権を握られて従っている感じだったが、色っぽい印象が強い。俺基準ではキディ・ガーランドで一番色っぽい。声優は南央美、ってナデシコのホシノルリの人だったのか。キディ・ガーランドの監督はナデシコのキャラデの後藤圭二なのでスタッフの繋がりがあるのか。
この気弱で色っぽいドヴェルグが、最終話では気弱ではあるものの母親らしさを表していて、そこが良かった。色っぽい母親というのがよい。主役のエクレールも最終話では母親の役なんだが、母親らしさではドヴェルグがまさっている印象だった。露出の多いキャラは主役を初めとしてたくさんいるんだけど、色気ではドヴェルグなんだよなぁ。俺基準だけど。
そして、キディ・グレイドはメディアミックス作品で、アニメだけではすべての謎は解けないということだが、これまで俺はアニメしか見てこなかったのである。そろそろ中古の漫画や小説を入手する頃合いかも知れない。
それから毎回思うんだけど、エクレールの「ぢゃっぢゃーん」の使い方が実にうまい。前半で印象づけて中盤で見事に使い、最後でまた使って、さらにもう一度使う。