ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

漫画感想:新九郎奔る!1巻から5巻

図書館で借りた本。

応仁の乱がぐだぐだ過ぎる。現実の歴史でなければリアリティがないと言いたいところだ。

なんかこの兄弟で争うのって南北朝でもやってなかったっけ?(うろ覚え)

ゆうきまさみの漫画は女性描写がよい。この作品でも伊都が大変よい。新九郎も子供らしい単純な理想主義から徐々に現実を踏まえて成長して行くところがうまく描かれていると思う。

1巻から3巻では応仁の乱の都でのぐだぐだした争いと、それを体験する新九郎が描かれ、4,5巻では荏原での新九郎の活躍が描かれる。荏原の事件は応仁の乱に比べると小さな事件だが、新九郎が主役らしく主体的に活躍するところがよい。