ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:トコトンやさしいフッ素の本

図書館で借りた本。

科学関連の本は小説よりも気楽に読める。

しかしこれはちょっと物足りなかった。個別のフッ素化合物について身近なところでどう使われているかという例が1ページごとに記述されている。左側はイラスト。

フッ素の特異性はもちろん量子論で説明されるはずだが、それはこの本には書かれていなくて、しかしwikipediaのボーア模型の項目を見たらちょうどフッ素が説明されていた。

ja.wikipedia.org俺の大雑把な理解では、電子が多いほど電子への束縛はゆるくなる一方、陽子が多いほど束縛は強くなる。そして電子数と陽子数は一致する。電子が多いことのよる束縛のゆるさは殻が外側になることによるので電子1個ずつで増えるわけではないが、陽子の数は1個ずつ効いてくる。

もちろん、ハロゲン族元素の一番上というのも重要。