なろう系原作のアニメ。
まず、「逆勘違い」というのは、つまり自分が強いとは思っていないということ。いろいろな冒険者クラスの訓練を受けたけど、パリイ他いくつかのあまり役に立たないスキルを身に付けただけなので冒険者として認められなかった。最後に最低ランクの更に下のダンジョンに潜れず町の雑用をするランクになって雑用をしていた。
パリイだけは訓練を続けてすごくなったというのだが、このパリイが俺の知ってるパリイと違う。デモンズソウルやダークソウルというゲームにパリイというのがあって、これが結構強い、そして難しい。敵の攻撃をタイミング良く小盾で払うことによって、相手の体勢を崩して、そこで出来た隙に攻撃をするというのが俺の知っているパリイであった。パリングダガーみたいに小さい剣を左手に持ってそれで払ったり、確か拳武器でもパリイ出来たと思うが、両手剣ではパリイ出来なかった。
このアニメでは木から吊るした(止まっている)木の剣をパリイでなぎ払っている。どうやったかは不明。せっかく木から吊るしたんだから動かしてこちらに向かってきた時に払えばいいのに。作画節約だろうか。でも剣の本数を増やして一度に全部吹き飛ばしているので、アニメのせいとばかりも言えないだろう。
もしかして、それゆえに【パリイ】と括弧付きになっているのだろうか。
勘違いというところは、自分を弱いと勘違いしているその流れで、ミノタウロスみたいなモンスターを牛だと勘違いしている。そのあたりは少し可笑しい。牛が斧持って襲ってくるかよ。というか、牛をパリイするなら闘牛みたいに突進してくる牛を受け流すという、まさにパリイらしい戦いが出来たのに。
animestore.docomo.ne.jp今後ヒロインが登場して、ヒロインからの熱烈なアタックをパリイするならギャグとして見る価値あるかも。(それはフラグを折るアニメだ)
ただ、主人公は勘違いしているので俺ツエーではなくて、結構好感が持てるキャラである。