ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:あらすじで読む世界の名作

読書系ブログではおそらく取り上げられないであろう本。俺だってとても金を出して買う気にはならないが、図書館にあったので。著者が翻訳家小島千晶監修というのも変な感じだ。小説の翻訳をしている人ではないようだ。小島千晶は監修で、各作品のあらすじは、それぞれ別の人が書いているが、みんな俺の知らないひとである。でもあらすじを書くといっても、あらすじだけ書く人もいれば、親切にも作品の背景とかを書いているひともいて結構ばらばらな印象がある。

面白いほどよくわかると書いてあるが、もちろん、世界の名作があらすじで分かるはずもない。でも、あらすじだけでも面白いのは「フィガロの結婚」であった。

これ読むくらいならド嬢こと「バーナード嬢曰く」の方が面白いだろう。

でも、俺はもともとあらすじが好きなのである。あらすじだけ読むと世界の名作も馬鹿馬鹿しい感じがする。そこがいい。

 

でも本当にあらすじを読みたいのは、長編漫画であろう。某海賊王のあらすじとか需要あると思う。葛飾区亀有交番前も1話ごとではあるけど、大筋で結構いろいろなことをしているので、あらすじの需要はあるかも知れない。あと、ガンダムとかFGOとかまったくどうなっているのか知らないので、独立した話だろうが、続いていようが、短くまとまったあらすじを読みたい気はする。でも、あらすじを読んだら本編は読まないだろうなぁ。まあ、あらすじを読まなくても、長すぎる作品は今から本編を読む気にはならないが。

著作権法上、無難にあらすじを紹介できるのは、古典小説くらいなんだろうけど。