ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書:たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座

図書館で借りた本。

田丸メソッドで誰でもショートショートが書けるのだ。

 

 

田丸メソッドトは何か。

まず「不思議な言葉」を作り、その言葉を元にストーリーを作る。不思議な言葉というのは、普通はされないような形容をされた名詞のこと。ドラえもんの道具を発明してから、その道具を使った話を作るというような考え方だろう。

で、不思議な言葉の作り方は、なんでもいいから名詞を20個書く。その中の一つを選んで、その名詞から思いつくことを10個書く。これは関連する名詞というよりもその名詞を形容するような言葉やその名詞と関連した動詞とかを書くようだ。そうして書き出した言葉と、最初にあげた20個(のうち選んだものを除く19個)の名詞を結びつける。自然に結びつく言葉ではなく、不自然な結びつきの方がよいようだ。

つまり、Aという名詞を形容するような言葉をBという名詞に結びつけることによって不思議な言葉を作るのである。これを三つくらい作って、よさそうなものを一つ選ぶ。

次はその不思議な言葉について想像力を働かせて、どういうものかを説明する文章を書く。それから、その不思議な言葉について、どこで、どんなときに、どんなよいことがあるかを書く。その次は、その不思議な言葉について、どこで、どんなときに、どんな悪いことがあるかを書く。悪いことでなくて、別のことでもよい。意外な使い方とか。

最後にまとめてストーリーにする。

この方法が実例を挙げて説明されている。

この方法で面白い小説が書けるか分からないが、書かない面白い小説よりは、書いてあるつまらない小説の方が価値が高い。40分で1作なら、朝晩1作ずつ、1日に2作くらい作れるだろう。1年で700作は軽く作れるということだ。

だいたい面白くしようとか、自分の独自の世界を築こうとかすると筆がとまるので、機械的に作品を作った方が良い。

また、漫画でもラノベでもなろうでも、やたらと長い作品が多く、途中からダレダレになってしまう傾向があるではないか。ショートショートなら途中でだれる心配はない。