ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:彩雲国物語16 蒼き迷宮の巫女

宮廷陰謀ものって感じの16巻。同時に蝗害対応とか。

蝗害対応とかを見ると現代知識チート的な印象もあるのだが、一方では超自然的存在もいて、そのバランスがよいと思う人もいるだろうが、私としては少しちぐはぐな気がする。

あと、完結に向けてすべての伏線が回収されつつあるようにも読めるが、なんとなく辻褄合わせのような気もする。

なんにせよ、王権がすごく弱いので、今の王の時はなんとか治っても次の王の時代にはまた乱れるような気がして心配だ。