ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

学者、思想家、活動家、そして芸人

オレオレ定義を聞きなされ。

学者というのは大学にポストがある人という意味ではなく、客観的論理的に他者も自己も批判できる人であり、その結果を論文として発表する人のことである。

思想家というのは、他者の批判よりも何よりも自己の思想を主張する人である。他者の批判は批判されたことに対する反論であり、客観性を欠くことが多い。なお、オレオレ定義なので、弟子筋も思想家と考える。弟子が師匠の思想をそっくりそのまま受け継ぐことは稀であると考えるからである。海外の思想を日本に導入する場合などは、誤解から流派ができることもあろう。

活動家というのは、活動をする人。主に社会活動であり、場合によっては革命とか暴力的言動も活動であろう。活動のもとになる思想は師匠筋の思想を受け継いでいることもあるし、場合によっては雰囲気的な曖昧な思想であることもある。

芸人というのは活動家に近いが社会変革よりも自身の利益、知名度獲得や収入を主な目的としている人のことである。

もちろん、学者であり同時に思想家であることもあるし、専門分野では学者であり専門外の分野で芸人であるということもあり得る。

まあ、ここでは、フェミニズムとかエコロジーとかを前提に考えていただくと分かりやすいだろう。まあ、オレオレ主張としては哲学なんかも入る。

例えばアリストテレスは思想家というよりも学者。というか過去の思想を体系化した人だと思う。ニーチェは思想家。孔子も思想家だし、儒家のなんかいろんな人も思想家。日本のフェミニストや反フェミニストには活動家が多いというオレオレ印象。エコロジストも活動家が主体であるようだ。

もちろん、哲学を含めてフェミニストや反フェミニスト、エコロジストや反エコロジストにも芸人は多い。だって、日本は資本主義自由経済だからね。