なんか十年くらい前から、顔に赤い痣というかシミというかそんなものが出来ていて、少し痒かったりガサガサしていたりしたのだが、大したことはないと思って放置していた。
しかし、コロナ禍でストレスが増加したのか、この1年で赤い部分が大きくなり、また顔の別の部分にも同じような赤斑が出てきた。これはウィルス性の皮膚病だろう、皮膚科に行かなくてはと思ったものの、皮膚病なんて不要不急だろう赤くてガサガサしているもののジュクジュクしてはいないので、日常生活上の不便はない。少し痒いくらいだ。ということで、不要不急の外出を避けるために放置していたのである。
が、だいたい人間の忍耐は1年くらいが限界である。というか、既に不要不急ながらも「劇場版SHIROBAKO」や「ガールズ&パンツァー最終章3話」を映画館で見たりしていたので、皮膚科といえども医者にかかるのは不要不急ではないような気がして皮膚科に行った。まあ、マスクの下に病斑があるので、診察時にマスクを外さなければならないというのも、医者にかかるのが遅くなった理由でもある。
で皮膚科医の診察はアトピー性皮膚炎。プロトピック軟膏というものを処方された。実は医者にかかる前に「フルコートF」という市販薬を塗っていたのだが、これはステロイドなのでビクビク使っていて、ちょっと塗ってよくなると止めて、また悪くなるとちょっと塗るというのを繰り返していたのである。
だいたい、ネットで検索すると、アトピーは閲覧注意の画像が出てくるし、子供のアトピーの情報が多くて、自分がアトピーだとは思わなかった。改めて調べてみると中高年になってアトピーを発症することも多いようだ。
そして処方されたプロトピック軟膏の注意書きがこれ。
外出は少ないので、紫外線は多分大丈夫。というか、マスクの下の部分なのでなおさら大丈夫だが、夜に塗るように書いてあったので1日1回夜に顔に塗っている。
最初の日は塗って少ししたら痒くなってきた。痒くなる薬なのである。そして3日くらいしたらかなり赤みが薄くなって、ガサガサ感もなくなってきた。既に10日ほど使っているが、かなり目立たなくなり、薬を塗ったあとの痒みもなくなった。劇的改善である。だが、症状がなくなってからもしばらく塗り続けるようにという指示だったので、まだ塗り続けている。よく見ると赤い部分が残っているし。