キンプリ(King of PRISM)をちょっとリアルにしたようなアニメ。架空のアイススケート競技スケートリーディングをする高校生の話。
普通に楽しく鑑賞した。けれど、リアリティの置きどころとかにやや引っかかるところがあった。試合の直前に構成を替えるとか、策士ならもっと前から考えておけという気がする。スポーツ物なのかアイドルものなのか。(そうは言っても現実のフィギアスケートもアイドルものっぽい気がするが)
あとキャラが多すぎてもうひとつ深みが足りない気がする。監督も中途半端なキャラ描写だ。この中途半端さをリアルというならばそう言えないこともないけれど。
特に最終回の最後は納得できない。ライバルとの関係でカタルシスがないというか、この余分な付け足しがあるために、カタルシスがなくなったような気がする。蛇足。教科書的なつまらなさ。
全体的に12話じゃ描ききれない内容を無理やり12話に詰め込んだような印象である。