いや、実に素晴らしいものを見た。dアニメストアの配信で見ているので2015年のアニメに今頃こんなことを言っているのである。昨日のブログネタのガル学の対極に位置するアニメ。
自由って素晴らしい。あらゆる束縛から解放されて自由に生きたい。そんな私の願いを叶えるフリーダムなキャラ黄木あじみの登場回。
だいたい最初のめが兄ぃのパトカーコスプレというか、それがもうかなりイカれてるのに、その印象すら吹き飛ばす登場で主役の女の子たちの顔に絵の具を塗り、壁に落書きし、言っていることはまったく聞き取れない。
そしてそのライブシーンもすごい。まあ、プリパラはというか、プリティリズムからライブはアレなんだが、これまでのプリティリズムシリーズの中でも最高にアレなライブである。ああ、そう、黄木あじみにはまったく媚がない。自分のやりたいことを勝手にやって観客がどう受け取るか気にしないという感じだ。このライブの観客モブも「なんかすごかったよ、あじみちゃん」という戸惑い気味の声援。視聴者も置いてけぼりだ、素晴らしい。
しかし、ウィトルウィウス的人体図はたぶん演出意図とは違う結果になっている。天才的発想という意味でダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図をぐるぐると回転させたのだろうが、それを回転させると中心部の動きの少ない部分が目立つのである。やっちまったな。これは黄木あじみがやったことじゃないけど、かなりヤバい。
とか言ってたら、最後に変身前の姿で登場。って先生かよ! そして性格も話し方も変わってない! 素晴らしい! マーベラス!
あ、メガネっ娘だった。メガネキャラということをうっかり忘れるくらいの強烈な印象だった。いや、絵を見る限りは紛れもなくメガネっ娘だが。