強くて気持ちのいい男、蕭峯に襲いかかる運命と罠。という感じで謎の敵を追いかけるのだが、第四巻で一応その話は一区切りがつく。それにしても、よく人が死ぬ。なぞの敵がどんどん人を殺すだけでなく、蕭峯も結構殺しているような。
そしてこのシリーズのトラブルメーカーの浮気男段正淳の新たな愛人と隠し子が発覚する。またかよ。あちこちで愛人を作りまくるが、そのトラブルメーカーとしての役割上、死なないようだ。
この巻の主役は悪女であろう。蕭峯のようないい男は悪女に狙われる。強すぎるので、男では敵として役不足になってしまう。戦ってばかりでは話が単調になるし。悪女は必要だろう。
もちろん、悪女と対比されるいい女もいる。阿朱かわいい。