ネギ式

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読書感想:天龍八部 第四巻行路茫々

強くて気持ちのいい男、蕭峯に襲いかかる運命と罠。という感じで謎の敵を追いかけるのだが、第四巻で一応その話は一区切りがつく。それにしても、よく人が死ぬ。なぞの敵がどんどん人を殺すだけでなく、蕭峯も結構殺しているような。

そしてこのシリーズのトラブルメーカーの浮気男段正淳の新たな愛人と隠し子が発覚する。またかよ。あちこちで愛人を作りまくるが、そのトラブルメーカーとしての役割上、死なないようだ。

この巻の主役は悪女であろう。蕭峯のようないい男は悪女に狙われる。強すぎるので、男では敵として役不足になってしまう。戦ってばかりでは話が単調になるし。悪女は必要だろう。

天龍八部〈4〉行路茫々 (徳間文庫)

天龍八部〈4〉行路茫々 (徳間文庫)

  • 作者:金 庸
  • 発売日: 2010/04/02
  • メディア: 文庫
 

 もちろん、悪女と対比されるいい女もいる。阿朱かわいい。

 

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