おお、ここで第二の主人公、喬峯登場。これはまさに武侠小説の主人公にふさわしいいい男。酒に強いというのはまあテンプレではあるが。侠の中の侠だな。と思ったら、大変な困難に出会うことになる。これはなかなかつらい。俺がこれまでに読んだエンタメ小説の中でも屈指の苦難である。強い男には辛い苦難が必要だ、そうでないと俺ツエーになってしまうから。
そう、強い男がすごい困難を克服するから面白いのである。
色っぽいシーンもあり、コメディ調の部分もあり、そして残酷なシーンもある娯楽作品ですな。
ところで、以前天龍八部を射雕英雄伝の第三部と書いたが、間違いでした。射雕英雄伝の第三部は倚天屠龍記でした。