ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

妄想ラノベ:主人公を殺さない強敵

俺TUEEE系は面白くないと思う老害読者ではあるが、主人公がピンチになることに耐えられない読者の豆腐メンタルも理解できなくはない。

そこで主人公を絶対に殺さない強敵設定を考えてみた。魔王はなぜレベル1の勇者を殺さないのか問題ともちょっと関係があるかも。たぶん、この強敵はなにかの武術の流派の一番強い人。自分の信念かまたは義理かそういうもので敵側についている。すごく強い。しかし、信念とは別に自分の武術の流派の後継者も育てなければならないと思っている。それは個人の信念を越えた決まりとしてその流派に代々受け継がれている。

その強敵が後継者として見込んだのが主人公。なので主人公に武術を伝えて後継者にしようとしている。しかし個人としては敵側なので、自分が生きている間は敵側の人間として行動する。自分が老齢で死んだ後に主人公が武術を継いでくれればいいと思っているのだ。だから主人公に負けるつもりはない。一方で、後継者たる主人公を殺すつもりもない。

たぶん、最終回で主人公がこの強敵を倒す。それまでは勝てない。しかし、戦いの中で武術の技を次々と授けられていく。

なんかありがちな気もしてきた。でも俺TUEEEテンプレよりはいいと思う。