2020-02-05 読書感想:宇宙探偵ノーグレイ SF 読書感想 またしょーもない本を読んでしまった。連作短編みたいな形のもの、田中啓文のしょーもない系の作品である。連作短編中の1作めのオチを読んだ時に、これは連作の最後にシリーズのオチみたいなのがあるなと思ってしまったので、結局最後まで読んでしまった。そして思ったとおりに、最後にはそこそこ辻褄の合うオチがあったのである。 しょーもないといってもけなしているわけではない。それが田中啓文のある種の作品の特徴なのだから仕方がない。仕方がないのである。 宇宙探偵ノーグレイ (河出文庫) 作者:田中 啓文 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/11/07 メディア: 文庫