ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:精霊使いの剣舞

あー結構辛かった。エロが多すぎ。エロさえなければ、もう少し評価できるのだが。設定とかストーリーとかはそんなに悪くないと思う。なんといっても途中で切ろうと思いつつ12話も見てしまったから。

一概にエロが悪いというわけではなくて、たとえば「ハイスクールDxD」はエロに必然性があるというか、エロパワーで動いている主人公だから。エロがあるのは当然なのである。むしろ、悪魔が恥じらうところに違和感を覚えるくらいだ。

一方このアニメや、他の似たようなアニメでは、なんかやたら律儀でくそ真面目なキャラがエロまみれで不自然な気がするんだよなぁ。その不自然さは、昔の中間小説(いやこれも概ね読んでないけど)なんかで必ずセックスするみたいな不自然さのような気がするが、たとえば島耕作(読んでないけど)がセックスですべてを解決するらしいけど、それと同様の不自然さというか、島耕作以上に不自然なのは、エロまみれだけどセックスしてない点だな。

もっといい加減な性格のキャラなら納得できるんだけど、例えば山田康雄みたいなキャラとか、ジャン=ポール・ベルモンドを漫画にしたようなキャラとか。

原作からそうだから、アニメに文句を言っても仕方がないのだが、たぶんキャラの顔が良すぎるのが問題なんだと思う。もっと崩れた顔ならラッキースケベでも納得できるのだが。主人公の顔が良すぎるんだよなぁ。これもラノベのイラストからそうなっているんだから勝手にアニメで改変できないだろうけど。たぶん、ラノベのイラストになっているシーンは、主人公が一瞬だけシリアス顔になった瞬間なんだと思う。ふだんは、もっとしまりのないだらけた顔をしているんだよ。

ヒロインたちも、魅力的といえば魅力的とも言えるが、テンプレなので他のアニメのヒロインと交換しても俺は気が付かないぞ。