図書館で借りた本。
ソーカル事件を元にしたエピソードがあって、そこが引っかかった。
これはオカルトが実在する世界で、オカルト批判雑誌に、オカルト系の権威ある人がオカルトを批判する論文を載せる、そして後からその内容がデタラメであると暴露するというエピソードである。ソーカルもやり口が汚いという批判はあるかもしれないが、ソーカルの論文は著者の権威で掲載された訳じゃなく、他の(いい加減な)論文と同様の審査を経て掲載されたわけだからね。
それは別にしても、やはり俺としては、様々な呪術が登場すると、どうしてもゲームっぽい軽さを感じてしまう。残念。