銃皇無尽のファフニールがdアニメストアで配信開始されたけど、1話で切ろうとして、やはり視聴継続という話。
共感性羞恥
アニメで俺がどうしても受け入れられない設定というのがあるんだけど、それは共感性羞恥というやつ関係があるのではないかと、たった今思いついた。数少ない読者の中には気づいている人もいるだろうが、私も少し同人小説を書いたりする。つまり、創作者として自分でやったと思うと恥ずかしすぎる設定というやつがあるのだ。
ISという略称で呼ばれるあるアニメを私は1話の途中で切らざるを得なかった。この設定は恥ずかし過ぎる。もてたいというのは、まあ、男性共通の願望である。だから、主人公がもてる作品を男性の創作者が書くのは、ある意味当然のことである。自分が男だから創作者を男だと思って勝手に共感して勝手に恥ずかしがっているわけだが。しかし、どうもてるかというのは重要である。女子校に男が一人だけ入学を許可される。ああ、これは恥ずかしい。だが、それだけならまだいい。「庶民サンプル」は面白かった。また、別の話でありそうなのは女装して潜入という話。それは、ギャグとしてありだろう。
しかし、女性しか持たない特殊能力を主人公の男だけ例外的に持っている、そのために特殊能力を訓練する学校の生徒は女性ばかりだが主人公は入学できる。これはダメだ、恥ずかしすぎる。顔から火が出る。そういうのは、俺がいかにも安直に考えそうで、そしてすぐにひどすぎると却下しそうな設定である。
銃皇無尽のファフニールの設定
1話で明かされている設定。竜(のようなもの)がほぼ現代の社会に出現する。炎を吐くとかではなくて魔法攻撃のようなことをする。それと同時に、竜と同じような能力をもった人間が現れる。能力者はDと呼ばれる。Dは女性ばかりで(主人公の他に)男性はいない。実はDは竜の性交の相手であり、竜と接触するとDは竜に変化する。(つまりエロゲ設定だったのである)
ってことはですよ。竜は全部オスってことですよ。間違いありません。Dが女性ばかりなんだから、竜は全部オスに決まっています。竜の中に一匹だけ女王がいるですと、いやいや、それなら自分の支配下のオスを人間なんかと性交させるはずがないのです。竜は全部オスだからこそ人間界に性交相手を求める必要があるわけですよ。
しかし、主人公は特殊能力者Dなのである。つまり、オスの竜に見初められた男ということですな。これは視聴継続せざるを得ませんな。
主人公がひどい目に会う話
主人公がひどい目に会う話が好きなのである。Mとかそういう理由ではなくて、わしら、おっさんが読んだり見たりした話では、だいたい、主人公は次から次へとひどい目に会うことになっている。一難去ってまた一難という話が面白いのである。いや、ホントですよ。うろ覚えだけど、私が持っている「ハリウッド脚本術」という本にもピンチに次ぐピンチに主人公を追い込めって書いてある。次々と襲い来る困難な状況を克服してこそ主人公なのである。
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