ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:巨大ウィルスと第4のドメイン

ブルーバックス。ああ、ブルーバックスは気安く読めていい

ウィルスらしからぬ巨大なウィルスが(次々と)発見されたという話。しかも大きさだけでなくパンドラウィルスとか形がウィルスらしくない。

それ自体も面白いのだが、その先、生物の進化の話へと繋がっていく。生物の定義として細胞という単位があるが、細胞は複雑な構造なのでいきなり細胞を持った生物が出現したと考えるのは難しい。細胞の前の状態があるはずだ。それを生物と呼ぶかどうかは別にして、細胞を持たないDNA複製する存在があったと推測される。そういう存在が今も残っているのかという疑問はまた別である。

しかし、巨大ウィルスの発見によって、巨大ウィルスこそが細胞を持つ以前のDNA複製存在の末裔ではないかという考えが出てくる。なかなか面白い。この仮定からは、一般のウィルスの起源もDNA複製存在であるという可能性も出てくるからである。

 

 

 

アニメ感想:レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~

最初はひどいミステリーだと思ったけれど、ミステリーだと思わなければ結構面白かった。じゃあ、何かというと「なぞなぞ」である。つまり、やりたいことはソコじゃないってことだな。タイトルのナゾトキがカタカナになっているのもそのへんを意識したものだろう。原作はゲームらしいが、なんとなく名前は聞いたことがある程度で、よく知らないのであった。

アニメもゲームっぽい構成になっていたし、たぶんゲームのファン向けまたはゲームを買わせるためのものだろう。殺人が基本的にないので、小学生向けのなぞなぞゲームみたいなものではないだろうか。

しかし、アニメとしてはなぜか面白いのであった。主役のカトリーは声優の演技もあってなかなかいいキャラになっている。

 

 

アニメ感想:劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ

バーフバリをみた勢いでつい見てしまったが、これは傑作とは言い難い。劇場版オリジナルストーリーではあるものの、劇場版総集編でこれよりもできの良いものもたくさんある。

 

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Infini-T ForceTVシリーズガッチャマン破裏拳ポリマーキャシャーンテッカマンが登場したわけで、劇場版で誰が出るかというと、コンドルのジョーなのだ。ジョーのファンが多いと意識してのことだろう。けれど、この劇場版の話がすごくコンドルのジョーらしいかというと、俺のイメージとしては、そうではない。一応、ストーリー上の行動はジョーらしいところがあるんだけど、どうもキャラクターとしてのジョーらしさがない気がするのである。で、声が素人ではないもののちょっと変な気がしたので調べてみたら俳優の人であった。そんなに下手じゃないと思うんだけど、プロの声優ではないという声の演技であった。

「お前が必要だ」とか言って連れてきた割には活躍しないエミ。ラブロマンスがあるわけでもないし。まあ、万能なので活躍されても困るわけだが。

そして、俺的に一番のツッコミどころは南部博士であった。なんというか、こんな顔だったっけと思ってぐぐってみたらだいたい同じ顔だった。ああ、X-MENフューチャー&パストの悪役トラスクを思い出すからか。

 

 

 

映画感想:バーフバリ 王の凱旋

PSStoreで見た。「バーフバリ伝説誕生」の続編。

またもラブロマンス。そりゃあ、そうだよ。ラブロマンスと戦闘が二本の柱なんだから、後編にラブロマンスがなかったら観客が満足しないだろう。ラブロマンスとしてよりも、卓越した人物が凡庸を演じるという点に面白さを感じた。前後編にしながら、両方に純愛ラブロマンスを入れるとすると、親子二代の話にするのは妥当と思われる。

王女と弓で共闘するシーンとか、弓を発射した時点では視界に現れていない敵を射抜いているなど、異常といえば異常だが、格好良くもある。

「バーフバリ伝説誕生」ではそれなりに頼もしかった国母シヴァガミがやらかしてしまう。これは悪役が賢さにおいてパワーアップした結果とも言えるが、見ていてつらいシーンでもある。影の主役と俺が勝手に思っているカッタッパもやらかし気味。まあ、殺害は予告済みだったわけだが。しかし「母を頼む」と言われていたのにその頼みを守れていないのは問題ではないか。

白鳥型の船が空を飛ぶシーンは美しい。けれども、幻想なのか現実なのかよくわからん。盾を持った兵士を射出する場面とかも、バカバカしいながらも、モットモらしくもあり、バカSFの面白さも味わえる。この兵士たち、バーフバリが戦っている間も、続々と飛んでくるのがすごい。

エキゾチックでもあり、映像的にも美しい。

 

読書感想:王都の二人組

なろう系の影響が海外作品にも……そんな訳ははない。

訳者あとがきの最初に作者の言葉が引用されている。

「昨今のファンタジイって長いし暗いし重いし、読んでいて肩が凝っちゃいませんか?」

これで嫌な予感がしたんだけど、まさにそうであった。俺にとってはハリー・ポッターと同じくらいつまらない作品であった。表紙を見るとちょっとBLっぽいんだけど、実際はそうではなく、いっそBLだった方が良かったような気がする。

盗賊が活躍するピカレスク・ロマンってどこがピカレスク・ロマンやねん。ピカレスク・ロマンっぽいのは最初の導入部だけやん。それも後からの説明で悪そうにしているだけ。賢そうな王女様は後半は囚われの姫君という人形化するし、馬鹿みたいな王子は後半になると出来た王子人形みたいになるし。越後屋、お主も悪よのうという敵側の目論見ばらしもあるし。差別されているエルフを主人公が助けたりするし。

後半のアクションシーンは特に映像的で、映像として見なければ魅力がない。なんというか、物語的なハラハラドキドキはなくて、映像的なハラハラドキドキしかない。

逆に言うと、なろう系は日本のなろう系だけが悪いんじゃなくて、ゲームやなんかいろいろなものの影響で陳腐なファンタジー世界のテンプレが世界的に出来ているということなのだろう。

もちろん、やたら長いファンタジーも鬱陶しいけどね。

 

王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン)

王都の二人組 (盗賊ロイス&ハドリアン)

 

 

ランス10 実績100達成

今頃ですが、実績100達成したので書いておきます。

前回は亜人40枚を狙うため、初めて高難易度モードに挑戦したのでした。実はJapanとその他も40枚を達成していなかったので、その三つの40枚が達成された。

その後、「タイニリーチE」を狙ってプレイしていました。あわよくば、「魔王を倒したが」も出来るかなとも。比較的早くレンジャー5枚揃ったのですが、6枚目が出ず、タイニリーチEが出たあと、ケイブリス戦をダメかもしれんと思いながらプレイしたけど、まあなんとか倒せて「魔王を倒したが」を達成、その後ふとみると実績100になってました。(数えてなかった)。

残るのは、魔物界大進軍、強行突破、恋人美樹あたりですが、バスワルドも放置してある。で、魔物界大進軍、強行突破狙いで攻略ページを見ながら進めたけど、T2ヘルマン2枚抜きのケッセルリンクが倒せない。今ここ。うーむどうしたものか。まあ、攻略どおりというのも面白みがないわけだが。

 

アニメ感想:マクロス・フロンティア

TV版3周目くらいを見終わった。

まあ、何度見ても傑作だわな。最後のシーンを見ているところでようやく気づいたのだが(遅い)、これって百合じゃね。ランカのシェリルに対する憧れとか、最初からすごく描写されているし、最後は抱き合っているし、アルトは百合カップル成立のための脇役というような見方も可能であろう。

そして、三角関係に割り込んできたブレラだが、

「実は妹だったのだ〜」

というオチである。まあ、ランカはブレラには全然恋愛感情ないみたいだったからどうでもいいのかも知れない。

俺だけかも知れないが、そして3周目だからかも知れないが、割とバジュラに感情移入しているので、対バジュラ戦用の「アイモO.C.」がすごく嫌で仕方がない。歌の力がすごいというのもマクロスシリーズのテーマだが、歌が戦争の道具として使われるというのもまたテーマなのである。「アイモO.C.」はマクロスシリーズの歌の中で最も嫌いな歌である。

そして幼女クラン・クランのブランコ。どこかで見た話だと、クランはミシェルが好きすぎて、マイクローン化可能年齢になるのを待ちきれずに勝手にマイクローン化してしまったので、マイクローン状態ではロリになってしまうのである。あれ、俺の脳内設定だったろうか。もう自分でも分からん。

 

ライオン

ライオン

 

 ライオンのCDジャケットとか、やはり百合じゃないか。