ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:劇場版ヱヴァンゲリヲン 序・破

実を言うと、劇場公開された時にも見るつもりはなかったのである。エヴァの謎は、もっともらしい謎というか、謎の雰囲気を出すための謎であって、劇場版が作られようと続編が作られようと、謎が解明される訳がないのだから。

しかしdアニメストアで見放題だったので見ることにした。まあ、毎期駄作も含めて大量のアニメをみているわけだからね。もちろん、新劇場版ヱヴァは駄作ではない。駄作ではないのだが、私の心を打つ作品でもないのだ。

TV版のときには、緊張感を最大限に出しながら、作画も節約するという止まった絵のシーンを私は高く評価したのだが、劇場版で同じことをやられると、今度は評価できないと思った。劇場版だからといって無駄に金を掛ける必要はないにしても。

それにしても、好き勝手な作品を作って、高評価を得て、商業的にも成功してなんとも羨ましい限りである。この三つのうちで、私にできることは、一番の好き勝手なことをすることくらいなので、これからも好き勝手なことを書いて、好き勝手に生きていきたい。

 

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アニメ感想:ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。

BLっぽい絵柄で、内容も特にないし、どこが悪魔なのかという気がするゆるい話だが、まあ、そこがいいとも言える。

最初はナレーションが気になっていたけど、ダグ&キリルのナレーションと両方聞いているうちに、まあどっちもどうでもいいかという気持ちになってきた。というか、結構いいんじゃないかナレーション。

悪魔なんだから、1話だけでなく全部全裸でもいいと思うんだけど、そういうわけにはいかないのか。

 

 

アニメ感想:となりの吸血鬼さん

百合アニメというか、なんというか。吸血鬼は伝統的な弱点を持っているものの、なんとなく社会的に認知されているようないないような。

私がこのアニメでよいと思うのは、吸血鬼ソフィーの態度である。人間で主人公の灯は、ストーカー的な(というかストーカーそのもの)愛情をソフィーに示すが、ソフィーはそれを拒否するでもなく、利用するでもなく、うまくあしらいつつ適度に受け止めている様子である。それがいい。べた甘ラブラブばっかりじゃつまらんからね。

 

 それから、特にアニメでは声優さんのせいか、もうひとりの吸血鬼エリーがとても上品な話し方でよい。やることは極端だけど、話し方はあくまで上品。そう、吸血鬼は貴族というのが古典的な様式だから。

アニメ感想:メルクストーリア

ゲーム原作らしいけど、結構いいアニメだと思う。俺は短編好きだからね。このアニメは、癒術士の少年となんかよくわからない瓶の妖精みたいのが旅をするという話だけれど、実は旅先でのいろいろな事件が中心で主人公たちはそれほど重要ではない。前後編の短編が集まっているアニメという感じだ。それぞれの短編はそれぞれの味があってなかなか良かったのである。

 そういうと、キノの旅みたいなのを想像するだろうけど、キノの旅よりはずっといい。深いというか。浅くないというか。物語があるといえる。そして、最終回後も旅はつづくというか、新しい旅が始まる。瓶の妖精が何者なのかまったく分からないけど、そんなことは関係ないのだ。

まあ、俺、キノの旅嫌いだから。なんというか、俺は大人なので。いや、気持ちは子供だけど、精神的にはそれなりに成熟しているので。

このアニメは2期があったら見る。しかし、ゲームをしようという気にはならない。どんなゲームなのか分からんかったし。ゲームの宣伝としては失敗だろう。プレイ済みプレイ中の人にとっては、想像だけど、たぶんよい作品だったんじゃないだろうか。

アニメ感想:軒轅剣 蒼き曜

ゲーム原作アニメには、陥りやすい罠があると思うのである。ゲームの世界にはいろいろ詰め込まれていて、それを長時間でプレイし、世界観を少しずつ理解していくようなところがあると思うのだ。しかし、アニメにするときにゲームに詰め込まれた多くのものを全部入れようとすると、散漫な印象になるというか、話の中心がわからない。ゲームをプレイ済の人には分かるんだろうけど。

 このアニメも作画が特別悪いということもなく、話の要素も個々にはいいところがあるんだけど、全体としてはどうにも評価し難い。たぶん、話の中心は一人の男を巡る三角というか四角関係なんだと思う。まあ、それ自体が悪いわけじゃない。義肢少女も絡めてもそんなに悪くないんだけど、そうするとそれ以外の要素が中途半端である。フレンダー少女がなんとも活躍しない。軒轅剣も凄そうだったのに、最後のシーンでは瓦礫すら切れない。それとも、あれは軒轅剣じゃなかったのか。作画も見られる程度でそんなにいいわけではない。特に、黒火の鎧の飛行シーンとかなんとも見栄えがしない。

義肢少女も俺としてはありかなとも思うが、現代のゆるいアニメファンにはちょっときつい話だよなぁ。嫉妬とか心の闇とかめんどくさいし。心理的リアリティなくてもいいから、もっと健気な少女であってほしかった。

アニメ感想:アニマエール!

良作である。佳作っていうのがいいのか、ちょっと今の人の感覚がわからないので。まあ、物凄くよいとか傑作とかいうものではないが、よい作品である。ちゃんと最後まで楽しんで見られた。途中で結構話題作とかでも切ったことを思えば、私が評価していることが分かるであろう。

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はじめてのチア

はじめてのチア

 

 最終回でチアの大会で予選落ち。いや、これネタバレというほどのことでもあるまい。チアの大会優勝を目指すというアニメではないのだから。実力からすれば予選落ちは妥当。

最終回では、いままで他人を応援していたこはねがチアの大会に出て緊張しまくっていたけど、今度は応援されるという話というように解釈した。他のチームが凄い技を披露する中で地味に楽しく演技する。それがいい。

アニメ感想、布袋劇感想:Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2

東離劍遊紀の第2期。アニメじゃないけど一応アニメ枠ということで。1期で殤不患の強さが分かってしまったので、2期では最初から殤不患強いっていうことで話が進む。が、そんなことまで出来たのかという話もあったり。まあ、殤不患自体が金庸の独孤求敗のような極めた人というところがあるので、その強さというよりも、殤不患の哲学というか人生観を見るべきであろう。

そしてその殤不患の人生観と対比するために多くの人物が配置されている。今回は婁震戒が敵役としてある意味純粋な心を見せてくれるわけだ。

そして、2期の終わり方は一応終わりながらもまだ続くという形であった。というか3期制作が発表されていた。まあ、人形劇というのは人形を作ってしまえば、何度でも使えるのである意味CGのようなもの。まあ、CGと違って人形が傷むということはあるようだが。本家の布袋劇はひとつの話が何年も続いていると言うし、どこまで続くか見ものだ。まあ、殤不患の人形が壊れて主役交代があったら見るのを止めるかも。でも丹翡ちゃんは今回ほとんど出番がなかったので、人形が壊れる心配はない。

 

 

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 C 丹翡 キーホルダー

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