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ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

桶屋が儲かる

雑記

今朝、布団の中で考えたことである。

桶屋はどういう時に儲かるだろうかと。手桶とか風呂桶とかは一度売ったら、しばらくは使えるので、そうそう頻繁に買うものではない。風呂桶なんて、ニ世代、三世代と保つではないか。

そうすると、一回しか使わない使い捨ての桶が売れれば、桶屋は儲かるのではないだろうか。つまり棺桶が売れれば桶屋は儲かるのである。そう考えると、「桶屋が儲かる」という表現は実は「大勢の人が死ぬ」ということの婉曲表現だと考えられる。死という忌むべきことを直接表現することははばかられるので、「桶屋が儲かる」という縁起のよい言葉で置き換えるというのは、いかにもありそうなことではないか。

そうすると、「風が吹く」とは何を意味するのであろうか? 台風で人が死ぬということだろうか? いや、それよりも疫病のことではないか、疫病の原因が分からない時代には、「悪い風が疫病をもたらす」という考えがあってもおかしくない。

つまり「風が吹けば桶屋が儲かる」とはもともとは「疫病が流行すれば大勢の死人が出る」という意味だったのではないか。

もう一つ考えられるのは、「風が吹く」とは「社会が変わる」という意味だということである。「無風」という言葉で「変化がない」ということを意味することもあるわけで、「風が吹く」という表現で何か社会に変化が起こることを表すのは現代でも行われる。これは停滞した社会に変化が起こるということで望ましいこととも考えられるが、そういった社会変革の時には、大勢の人が死ぬということも歴史が示している。それに変化というのはよい方向への変化とは限らないわけで、悪い方向に変わることもままあるのである。その場合ももちろん桶屋だけは儲かるわけだ。

今、先進国と言われる国々に風が吹こうとしている。桶屋が儲かるぞ。