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ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:かにみそ

小説

私しゃ蟹味噌っていうと、Bio100%のキーボードクラッシャーを思い出すのだが、これは第20回日本ホラー大賞の優秀賞受賞作の短編。

 

かにみそ (角川ホラー文庫)

かにみそ (角川ホラー文庫)

 

 この本には、受賞作の「かにみそ」ともう一編「百合の火葬」が収録されている。「かにみそ」には泣けるホラーというキャッチコピーが付いている。

なんというか「かにみそ」は漫画っぽい作品で、「百合の火葬」はもっと小説らしい。「かにみそ」については、寄生獣っぽいという印象も確かにあるが、それはやはり漫画っぽいところから来ていると思う。人でないものが、普通に話をするし、そのへんがミギーっぽいといえば確かにそうだ。でも、そういうところも含めて、トボけた感じが出ていてよいと思う。まあ、はっきり言ってこっちのほうが好き。

「百合の火葬」は、百合脳が考えるような百合ではなくて、植物の百合である。親子というか擬似家族というか、そういうものが描かれているところが、私が好きになれない理由かもしれない。

まあ、西島大介の表紙イラストは内容に合ってるとだけ言っておこう。

 

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