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ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:うた∽かた

ネタバレあり。

なんとも評価しにくいアニメである。後半雰囲気が重いし。その上、酔って見ていたり他の事をしながら見ていたりしたので見逃しもあると思う。(雰囲気重いので注視できなかった)

そもそも何故「うた∽かた」を見たのかというと、gimik作品だからである。そうあの傑作「キディ・グレイド」の制作チームの作品なのだ。私は声優はそんなに追いかけないけど、監督は重視するのである。キディ・グレイドはいいぞ。そして続編のキディ・ガーランドも前作には及ばないけれども悪くないぞ。

その二つの作品の間にgimikが作ったのが「うた∽かた」なのである。後藤圭二の瞳の大きなキャラクターデザインはこの作品の雰囲気に合っていると思う。あの瞳を最初に見たのは「ナデシコ」のホシノ・ルリなのだが、当時からなんとなく不安になるような瞳だと思っていたのだ。

そして「うた∽かた」は子供から大人になる思春期の不安を描いたアニメなのである。戦闘なし、アクションなしの叙情的なアニメである。

そこまでは悪くないのだが、思春期の不安といえば性的な不安も含まれるわけで、それも含めて描かれている。それはいいのだが、それにも拘わらず、パンツアニメなのである。主人公(というより友人の方)が性的な不安を抱えているのに、パンツの露出が多くていいのか。視聴者が罪悪感を覚えるよ。

だいたい純真な子供に世界の醜さを見せて二択を迫るって、それでいいのか。というか、この方式の「ためし」を数年毎にやっていたら、より問題のある方の選択をする子が出てくるだろう。そうしたら本当にその選択通りにするのだろうか?

この作品では二択を迫られても、それに従わないという決定をしていて、それは私の常々思っている「二択を強制されても、それに従ってはならない」という主張に合っているので、そこはよいのだけれど。

というか、妖精の眼で世界を見ると、本当に世界は醜いのだろうか。子供の純粋な眼で見ていた狭い世界とは違うだろうし、大人の眼でみる世界とも違うだろうが、単純に醜いというよりももっと厚みのある見方が出来るのはずなのだが。

まあ、子供が純粋だということ自体、大人の都合の良い思い込みに過ぎないのだけれど。

ところで、最終話(12話)に二回キスシーンがあるのだが、一回目のキスシーンが必要だったかという点にやや疑問があるのである。その手の人に向けたサービスシーンなのか、それともポリティカル・コレクトネスというやつか。二回目のキスシーンはもちろん必要だと思えるのだが、どうなんだろう。予期してなかった人は驚くだろうし、私も意外に感じた。いや、話の辻褄としては合っているし、必然性あるんだけど。

というわけで総合すると、残念ながら作品としての評価は低いのであった。とはいえ、思春期の性に対する不安をアニメにしたという点では、他にない作品であろう。ある意味、真の百合アニメ

キディ・グレイドうた∽かたキディ・ガーランドに共通するのはパンツアニメという点だけかなぁ。

 

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