ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

露店の夢

夢の話である。

道端に野菜なんかを売っている店がたくさん出ている。車の入ってこない細い道の道幅いっぱいに商品が展示されていて足を置く場所もないほどである。

何か安いおかずを買おうと思ってそこをぶらぶらと歩いている。魚の干物なんかも売っていてうまそうだが少し高い。何も買わないままもう少し進むと飲み屋が軒を連ねている。元々は佃煮を売る店が集まっていたが、飲み屋が一件できたら人気が出てたちまち何軒も出来てしまったらしい。ちょっと飲みたい気持ちもあったが、酔っ払ってしまうとその後予定に影響が出るので飲まない。

そこを抜けると電気街のように電気製品を売る店が並んでいる。並んでいるというかひとつの店なのか複数の店なのかも分からない。それだけでなく、今いるところが店内の通路なのかそれとも公道なのかも分からない。ただ、びっしりと商品が展示されていて一人がなんとか通れる程度の隙間しかない。

その先では道端でアクセサリーを売っている。とにかく歩くところが狭い。何故か女性の下着も売っている。そこを抜けると古本屋が並んでいる。すごく雑に文庫本が置かれていて、文庫本自体もかなり傷んでいる。早川や創元の初期の文庫が大量にある。

有名なシリーズだが読んでいなかった本があったので買おうかと思い、店番の老婆に声をかけようとしたら目が覚めた。

電気街のガード下のようなごちゃごちゃしたところがずっと続いていて、ありとあらゆる種類の店が入っているような印象でした。ある種の理想郷かも。日本という印象だったけど、アジアの市場みたいな雰囲気もあった。行ったことないけど。