ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

小説

読書感想:未必のマクベス

面白かった。確かに面白かった。 未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA) 作者: 早瀬耕 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/09/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る のだが、どこが面白いのかよく分からない。まあ、殺人があったりはするのだが、主…

創作活動してた

ゴールデンウィークは創作活動してた。SF大会創作講座用の原稿書きと推敲。なかなかつらい感じでした。すぐに気力が尽きるので、そうしたら酒を飲んで寝て起きてからまた書くという。 それにもかかわらず、長さは五十枚程度という短編。才能ある人は一日で…

読書感想:鍵のかかった部屋

図書館で借りた本。貴志祐介の密室ミステリ短編集。 鍵のかかった部屋 (角川文庫) 作者: 貴志祐介 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2012/04/25 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (22件) を見る…

読書感想:悪夢はダブルでやってくる

主人公は「あなた」の実験小説。(ただし、あなたは男) 悪夢はダブルでやってくる 作者: 浅暮三文 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2005/01 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (13件) を見る とは言え、実験小説としては十分に読みやす…

読書感想:悪役令嬢後宮物語

なろう系小説。だが、異世界転生でもBLでもない。まあ、中世風世界ではあるけれど。 悪役令嬢後宮物語 (アリアンローズ) 作者: 涼風,鈴ノ助 出版社/メーカー: フロンティアワークス 発売日: 2013/08/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

読書感想:洋梨形の男

図書館で借りた本。なんというか、嫌な話を集めた短編集。奇想コレクションらしい。特にタイトルの「洋梨形の男」と「家族の肖像」が嫌だった。うまい。しかし、嫌な話ばかりで一冊に纏められても嫌なものだ。「就業時間」と「成立しないヴァリエーション」…

読書感想:マイルズの旅路

待望のマイルズ君シリーズの翻訳。 マイルズの旅路 (創元SF文庫) 作者: ロイス・マクマスター・ビジョルド,小木曽絢子 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2017/02/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る しかし、帯に不穏なことが……。「大…

読書感想:ダィテス領攻防記3,4

相変わらず、事件は起こるがピンチにはならずすんなり解決する。そして隠すべきオーバーテクノロジーは惜しげもなく披露されるのである。 ダィテス領攻防記〈3〉 (レジーナブックス) 作者: 牧原のどか,ヒヤムギ 出版社/メーカー: アルファポリス 発売日: 201…

読書感想:呪禁捜査官 訓練生ギア

図書館で借りた本。 呪禁捜査官 訓練生ギア (祥伝社文庫) 作者: 牧野修 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2015/07/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ソーカル事件を元にしたエピソードがあって、そこが引っかかった。 ソーカル事件 - Wikip…

読書感想:オールクリア

ようやく読み終わった。ブラックアウトの後編。 映画のような娯楽小説の傑作。 オール・クリア 1(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: コニー・ウィリス,松尾たいこ,渡邉民人(TYPEFACE)〔カバーデザイン〕,大森望 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/04/1…

落ちた。というか受賞しなかった。大阪てのひら怪談

落ちたー! いや、落ちたんじゃない受賞しなかったんだ。 osakakwaidan.hatenablog.com まあ、同じことですが。いやあ、これで身バレしなくて済んだ。よかった、よかった。 などと言っている場合ではなくて、もしかして才能ないんじゃないかと今更ながらに気…

読書感想:沢蟹まけると意志の力

とうとう読み終わりました。 沢蟹まけると意志の力 作者: 佐藤哲也 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1996/07 メディア: 単行本 クリック: 13回 この商品を含むブログ (3件) を見る こうしてみると、表紙にもはっきりと「意志の力」が大きく書かれていて、「…

読書感想:ブラックアウト

コニー・ウィリスはストーリーテラーだなぁ。優秀な娯楽作品である。そして長い。この判型でこの長さは問題だ。そして終わってない。 ブラックアウト (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: コニー・ウィリス,松尾たいこ,渡邉民人(TYPEFACE)〔カバーデザイン〕,…

読書感想:タフの方舟2

図書館で借りた本。 この2巻に収録の「魔獣売ります」は、面白い。というか、「魔獣売ります」だけが、このタフの方舟の紹介文(早川の文庫巻末に載ってるやつ)に合致する作品である。言葉遣いは丁寧だが、悪質な商人という面白いキャラクターになっている…

読書感想:ダィテス領攻防記

BLですよ。 図書館で借りた本。いや、BL本をわざわざ買う気はしないし、でもちょっと読んでみようかと思って。大丈夫、具体的な描写はないから。直接的なBLというよりも、「人類は衰退しました」のYの話みたいな内容。実際にはBL要素よりも、異世界…

読書感想:ガリア戦記

図書館で借りた本。これは、中高生の読書感想文に向いていると思う。中高生でも読めるような読みやすい文章であり、かつ、名高い作品だからである。 <新訳>ガリア戦記 作者: ユリウス・カエサル,中倉玄喜 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2008/02/14 メ…

読書感想:越女剣

前期のアニメ「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」を見て、なんとなく武侠小説が読みたくなったので、図書館で借りてみた。 越女剣―傑作武侠中篇集 作者: 金庸,岡崎由美,林久之,伊藤未央 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2001/06 メディア: 単行本 購入: 1…

夢のような妄想のような

布団の中で妄想していたらそのまま夢になったようなそうでないような話。 不死の一族が山奥でひっそりと暮らしている。不死であることがバレないように世代交代しているかのように書類を偽造している。死亡届や出生届を提出して人が生まれたり死んだりしてい…

読書感想:ステーシーズ

大槻ケンヂの本である。名前はもちろん知っているが、たぶん一冊くらいしか読んでいない。なぜかというと、その才能に嫉妬して読めないからである。大槻ケンヂ才能ありすぎだろう。ある意味、嫉妬は最大の賛美なのである。 ステーシーズは借りた本の中に混じ…

読書感想:百鼠

ビールを飲みながら積読を消化する。借りた本なのでそろそろ返したいというのもある。 吉田篤弘の百鼠。知らない作者だと思ったけど、クラフト・エヴィング商會の人かよ。くそー、才能あるなぁ、嫉妬するぜ。たぶん「どこかにいってしまったものたち」が最初…

読書感想:かにみそ

私しゃ蟹味噌っていうと、Bio100%のキーボードクラッシャーを思い出すのだが、これは第20回日本ホラー大賞の優秀賞受賞作の短編。 かにみそ (角川ホラー文庫) 作者: 倉狩聡,西島大介 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2015/09/24 メディア: 文庫 …

スラン

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE この題なら、「スラン」を挙げるしかあるまい。古いのでネタバレありで行きますよ。 スラン (ハヤカワ文庫 SF 234) 作者: A.E.ヴァン・ヴォクト,浅倉久志 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1977/04 メディア: 文…

〇〇じゃない症候群

いま勝手に名前を付けた。 私はどうやら〇〇じゃない症候群にかかっているようある。作家ひとりひとり個性があって、特色ある作品を書いているのに、どういう訳か好きな作家が出来ると、その作家に少し似ているけど違う作家の作品を読む度に「〇〇じゃない」…

ホラー小説の試み

廃神社というのだろうか、神主の居なくなった神社を見に行こうと奴が言い出したのだ。ブログのネタになるというので同行することになった。 鳥居の辺りから明らかに雰囲気が違った。神々しくもまた禍々しい。これまで霊感など感じたことはなかったのに、はっ…