ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:ロクでなし魔術講師と禁忌教典

水準作かな。

学園ハーレムで魔法バトルもの。あの制服はないわな。教師というところがちょっと変則。そんなに悪くない。

最初はもっとダメな教師かと期待したけど、二話であっさり実力バラしてしまってあとは普通だった。最終ニ話は急ぎすぎた感があるけど、まあ、1クールだし、それはOKということで。

もうバトルものには飽き飽きしている俺にしては結構いい評価なんですよこれでも。

あ、禁忌教典(アカシックレコード)の話は基本的に出てきませんでした。

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(1) (角川コミックス・エース)
 

 

個人的感覚:動画広告が鬱陶しい

パソコンでネットの新聞などを見ているときに表示される動画広告が鬱陶しいと個人的に感じる。いや、動画でない広告も好きではないが、動画広告は格段に鬱陶しい。

どのくらい鬱陶しいかというと、例えばネットで動画配信をするサービスの動画広告が表示されると、ライバル社のサービスは使ってもその会社のサービスだけは使うまいと考えるくらい鬱陶しい。たとえ、はてなブックマークがタイアップしてる(してた?)ようなサービスであっても。

しかし、これは私だけがそう感じるという可能性も否定できない。何しろ私は一般の日本人とは感覚がズレているのだ。どのくらいズレているかというと、巨人も大鳳も好きじゃないし、自民党に投票したことがないというくらいなのである。とうてい一般的な日本人とは言えない。でも卵焼きは好きなので微かに日本人らしさはあるはずだ。

まず、動画広告を出しているスポンサー、これは動画広告が広告として有効に作用して売上に貢献していると考えているはずである。何しろ、金を出しているんだから。まさか、ネットユーザーに嫌がらせをして客を減らし、サーバーの負担を減らそうとか考えているわけではあるまい。でも、広告を増やして知名度を上げれば、株価が上がると考えている可能性もある。売上と利益と株価は全部が同時に上がればそりゃあ企業は嬉しいだろうが、実際には売上は上がってるけど利益率は下がってるとか、利益は出てないけど株価は高いとかいくらでもあるわけだ。どうもネット企業は株価を上げることに熱心なようだからね。つまり、動画広告の相手は(潜在的)ユーザーではなく、投資家なのかもしれない。それならユーザーが不快に思っても気にしないだろう。

広告代理店は広告をスポンサーに売り込むときに、こんなに効果があるという資料を提出しているはずである。まあ、資料というよりもカッコイイだけのなんちゃってプレゼンなのかもしれないが、何らかの根拠は書いてあるはずである。そうすると、やはり動画広告を試験的に人に見せて評価を聞くというくらいのことはやっていると思う。だってそれが商売なんだし。そして評価が高くなるような動画を作成しているはずだ。しかし、その時には動画広告だけを見せているのではないだろうか。テキストの中に置かれた動画広告を見せられるのと、動画広告単体で見せられるのではまるきり違うと思うのだけれど。

実際、私は動画広告が表示されていることは認識しているが、その広告内容がどんなものか知らない。動いていることがわかるだけで十分であり、消せれば消すし、消せなければスクロール外にするか、その記事を読むことを止めてしまう。

動画広告を掲載しているサイトは、場合によっては動画広告のうざさを認識しているかも知れない。その場合でも、ユーザーは広告一般が嫌いなのであって、動画広告を特別に嫌っているというようには思っていない可能性もある。広告をどう思っていようが、金は欲しいから、単価の高い広告を付けることになるはずだ。たぶん、動画広告は単価が高いのだろう。それとも動画広告を出しているようなスポンサーの単価が高いのか。どちらにしても金にならないユーザーがどう思おうと気にするはずもない。

新聞社のサイトなどは有料会員というものがあるようだが、私は会員になっていないので知らないのだが、有料会員だと広告は表示されないのだろうか。しかし、有料購読の新聞に広告が大量に掲載されていることからも、有料会員に広告が表示されないとは思えない。動画広告だけでも表示されなくなれば価値があるが、もし有料会員には動画広告だけ表示されないとすると、無料版に動画広告を表示しているのは一種の嫌がらせということではないか。

そんなことを考えたわけだが、もちろん純粋に私が異常であって、普通のユーザーは新聞サイトを読んでいる途中で動画広告が表示されたら、元のニュースのことなんか忘れて動画広告に見入ってしまうという可能性も高い。ネットの神である猫様だって、きっと魅力的な動画広告があればそっちを見てしまいテキストなんか読まないだろう。

 

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アニメ感想:銀の墓守

これは分からんかった。怪作。視聴者が試される。

ギャグとシリアスの混ざったアニメなんだけど、笑いどころがよく分からんのだ。作中のクソゲーが実にひどいクソゲーなんだけど、たぶんそこは笑うところなんだろう。

あとシリアスストーリーとしてはすごく、半端に終わってる。まあ、それは1クールアニメ、しかも1話15分というよくわからんスタイルなので仕方がないところもある。

ただ、霊剣山よりは面白かった……ような気がする。

毎期ひとつくらい中華アニメを見ていたらだんだん笑いどころが分かって来るのかもしれない。

 

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アニメ感想:つぐもも

見終わった。

エロとバトルというモノなんだが、どうも合わなかった。全裸とかすぐに出てくるし、絵面というかそれだけ見ればエロなんだけど、決定的に色気がない。まあ、キャラとしてはそれでいいと思う。色気のないキャラなんだよな。むしろ母性に近いのかも。

バトルメインで見るべきだったのかもしれない。

なんとなくミスマッチな気がした。

 

 

快楽は一瞬、苦痛は永遠

悲観的なのです。

これまで何度も仕事を止めてきたけど、その度に思うのは、苦しい状態は仕事をやめない限りずっと続くという感覚。締め切りとか納期とかがハッキリしていてそこを過ぎれば楽になるということが分かっている場合は別だが、そうでなければ問題は自動的には解決されず、ずっと続いていくと信じている。

実は結構自信家でもあるので、自分で解決できない問題を他の人に解決できるとは思わないというのも理由である。誰かが助けてくれるとか、あるいは急に景気が良くなって問題が解決するなんてことは考えたことがない。(実際にはそうなることもあるとは思うが、自分が直面している問題について、そういう僥倖が起こるとは考えない。)

あるいは、我慢ができないということかもしれない。我慢しているだけでやがて終わるような苦痛はないと信じているのだ。そういう信念なのである。

というわけで、永遠とか無限とかそういうものは恐ろしいものであり、不快なものであり、避けるべきものというのが私の感覚なのである。

CM保存問題

「CMは時代を写す鏡と言われている」ときっと誰かが言っていると思うのだが、TVCMはテレビ録画の際に保存されてきて、確かにその時代を反映する一流の資料となっていると思う。

ところで、未来の研究家に現代ネット社会の様子を伝えるために、ネットCMは保存されているだろうか。特に、テキストを読んでいるときに割り込んできて再生される動画広告などは、現代ネット視聴の状況を端的に表している貴重な資料だと思うが、これを未来に伝えることは出来るのだろうか。

一度ググった内容がいつまでも広告として表示される現状は、正しく未来に伝えられるだろうか。

著作権があるから保存は難しいのだろうか。研究機関が資料として保存してくれないだろうか。

政治:昔取った杵柄

ロシア人は独裁が好きだし、日本人は全体主義が好き。

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。しかし、どうもそうではないという気がしてきたのでちょっと書いておこう。といってもタイトルで書いているとおりで、要は昔とった杵柄ってやつじゃないかと。

ロシアには独裁体制を(再)構築するためのノウハウが蓄積されているし、日本には全体主義を(再)構築するためのノウハウが蓄積されているということだろうと。そりゃあ、一度あるいはロシアなら何度もやって来たことなんだから、それなりの経験があるわけですよ。統治者側には。

それに対して、独裁や全体主義を避けるためのノウハウは蓄積されていない。なんと言っても日本は敗戦によって全体主義が一旦退けられたわけで、民衆にはろくなノウハウがない。ロシアの独裁だって、体制は違ったりしてもだいたいは別の独裁者(あるいは強力な指導者と呼ばれる)によって前の独裁が終了しているわけだからね。

じゃあ、どうやって対抗するのか、といわれても分からないんだけど。百姓一揆は無理そうだから逃散か。