ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:大魔導師の召喚

図書館で借りた本。魔法をプログラムするという非常に興味深い設定が使われている。しかも元にするのはForth言語。

大魔導師の召喚―魔法プログラマー@ウィズ (ハヤカワ文庫FT)

大魔導師の召喚―魔法プログラマー@ウィズ (ハヤカワ文庫FT)

 

なのだが、この表紙を見て欲しい。なんかハーレクイン・ロマンスっぽくないですか?

スターウォーズネタも入っているのですが、映画っぽいんですよ。それもB級映画みたいな印象が強い。っていうか特撮かな。

「その頃、敵の本拠地では……」という感じで、敵がこれから何をしようとしているのか、要所要所で親切に教えてくれるのです。なんだろう、この感じ。「命授けよ!」とかやっていたのは特撮かと思ったらライディーンだった。アレですよ、「魔空空間発生!」とかやっている敵の本拠地の様子みたいなんですよ。しかもまたそのシーンが短い。敵のシーンが6行だけとかあるし、更に一人登場人物の回想シーンのはずなのに、その中に敵のシーンがあるという念の入れようだ。

ラノベでこういう構成は見たことない気がする。日本のラノベは優秀だ。まあ、編集が付いていたら、敵の本拠地のシーンをカットするように指示するでしょう。それだけで、話に緊迫感が出る。

そして最後もハーレクイン・ロマンスみたいに終わる。ごめん、俺ハーレクイン読んだことなかったわ。全体の1%くらいは、魔法プログラムのシーンが有るのでそこが読みどころだ。

あー、ヒロインはツンデレです。なんか、最後の最後で唐突にデレる。

ボックスワインの問題点

以前の記事でボックスワインを飲んでいると書いたのだが、若干の問題点があるのでちょっと書いてみる。

ad2217.hatenablog.com

 この時買ったボックスワインが終わりかけ、もうグラス半分くらいだから飲んじゃおうと思って注いだら思った以上に残っていて、飲みすぎた。最後にどのくらい残っているか見えないのが問題である。また、最後はそのままではちょろちょろとしか出てこないので箱を傾ける必要がある。

もう一つの問題は、澱があった場合である。ボトルなら静かに注いで澱を残すらしいが、ボックスワインは最初は勢い良く出る上に、底に注ぎ口があるので、最初に出る澱が避けられないのだ。

ティーバッグの袋とかを使ったら澱を濾せるだろうか。まあ、最初の数杯で澱は出尽くしてしまうのだが。

ゼンミ 無漂白タイプお茶パック60枚入

ゼンミ 無漂白タイプお茶パック60枚入

 

 白ワインなら澱はないはず。しかし白は冷やして飲みたいのに、ボックスワインを冷蔵庫に入れるとかなり体積が専有されてしまうのも悩みどころである。

ボックスワインってみんな3Lかと思っていたけど、2Lのボックスワインもあるようだ。これなら冷蔵庫の専有体積が多少少ない。だが、安さでは3Lの方が安いんだよなぁ。

J・P・シェネ シャルドネ 白 2L BIB(バッグ・イン・ボックス) [フランス/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]

J・P・シェネ シャルドネ 白 2L BIB(バッグ・イン・ボックス) [フランス/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]

 

 

読書感想:鍵のかかった部屋

図書館で借りた本。貴志祐介の密室ミステリ短編集。

鍵のかかった部屋 (角川文庫)

鍵のかかった部屋 (角川文庫)

 

 パズルミステリーというべきか。正統密室物。密室トリックとしては十分水準をクリアしていると思う。まあ俺はミステリマニアではないので、類似トリックがあるかどうかは知らないけど。

ただ、貴志祐介の他の作品レベルに達しているかどうかは、貴志祐介に期待するものが大きいならばそれだけ期待はずれ感があるかも知れない。故意にやっているのかどうか分からないけど、どうもパズルミステリに対する批判的な側面があるような気がする。密室の謎の提示から解決までの流れがなんかすんなりというか、だらだらというか。タメがないというのだろうか。

推理showみたいにする必要はないにしても、謎の提示、間違った解、正解という区切りが欲しい。短編という制約はあるにしても、密室の謎から正解まで流れが続いてしまうのがどうも。まあ、そこもワザとやっているという可能性を勘ぐってしまうのだが。

読書感想:悪夢はダブルでやってくる

主人公は「あなた」の実験小説。(ただし、あなたは男)

悪夢はダブルでやってくる

悪夢はダブルでやってくる

 

 とは言え、実験小説としては十分に読みやすい。どうも、浅暮三文という小説家は実験小説と娯楽小説の融合を狙っている節がある。どんな小説であれ、娯楽性と読みやすさは重要なのだ。

しかし、読書家というのはひねくれもので中には読みにくい小説を好んで読む変わり者もいる。そういう変わり者が読みにくさを期待して、あるいは実験の先鋭性を期待してこの本を読んだとすれば、落胆するであろう。

週刊誌連載で実験小説で娯楽性が高いという難しい点を十分にクリアしている本作ではあるが、その分、尖っていないとも言える。区切り区切りにあるイラストは実験というよりも作者のユーモア。まあ、二人称小説という点とも関連してはいる。

会社を廃業するには金がかかるが、休業だと税金がかかる。

会社を正式に廃業するには、精算登記をする必要があり、それには金がかかる。まあ、大した金じゃないけど、廃業するような状態ならば、払いたくない金である。

一方、休業なら登記する必要はないので登記の金はかからないが、地方法人税の均等割が毎年かかることになる。ただし、この均等割は免除される場合がある。のだが、県の法人税と、市町村の法人税があり、両方共免除になるかどうかは難しいところである。これは毎年取られるのでどちらか一方でも免除にならないとするとすぐに精算登記の費用を越えてしまう。

しかし、「ない袖は振れない」という理屈によって免除ではないが、ごにょごにょなこともあるとかないとか。

鶏ハムの納得いかない感じ

また鶏ハム作って、まあ成功したし、そこそこうまかったんだけど、なんか納得がいかないんだよね。

で、その「納得いかない感じ」について考えてみたのだが、どうも手間がかかり過ぎるということのようだ。特売鶏ムネ肉100gで48円は確かに安い。しかし、鶏ハムを作る手間を考えると安くないということである。税別150円程度の鶏ムネ肉にこんなに手間をかけては結果的に安いとは言えない。「買ったほうが安いね晩のおかず」ってケロロ軍曹の1期opでも歌っているし。

高い肉なら手間をかける価値があるが、あまりにも安い肉だと手間をかけても仕方がない気がする。とんでもなく旨くなるというなら別だが。

もちろん、鶏ムネ肉二枚を鶏ハムにすれば、ほぼ同じ手間で倍の鶏ハムが出来るわけだが、保存性に疑問が付く。冷凍したら保ちそうだが、それでは手間をかけた分の美味しさが失われるのではないだろうか。

買ってきた鶏ムネ肉をそのまま茹でて、多少味が落ちても気にしないという方が手間がかからなくてよいのではないだろうか。もともと俺はそんなに舌が肥えてないし。

アニメ感想:プリティーリズム・レインボーライブ

dアニメストアで見た。

いわゆる女児向けアニメでもありゲーム原作アニメでもある。1クール深夜アニメに慣れた身には4クールは長い。

キンプリ(KING OF PRISM by PrettyRhythm)の前日譚。ライバルと仲良くなる話。

これ、ゲームのイフェクトというか演出というか、ゲーム上で何かが達成された時に表示されるアニメーション部分がアニメのショーの中でも再現されているって考えて納得しているんだが、この解釈は俺がおかしいのかも知れない。しかしネット上のキンプリの感想でもレインボージャンプの演出に驚いている声があったので、やはり知らない人は違和感を覚えるところだろう。

女児向けだけど、十分面白い。

ラストにおける蓮城寺べると彩瀬なるの立場とか、よく出来ていると思う。序盤での蓮城寺べるのプリズムライブ失敗とかもよかった。そして、天羽ジュネのライブでの楽器?と出産?にはさすがに驚いた。

ただ、ラスト付近のプリズムショーでは各個人のドラマの纏めとジャンプの回数が多いので、ショーとして見るとジャンプばかり続いて忙しいという印象はある。

 

 序盤のop曲

 

CRAZY GONNA CRAZY

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