ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

鶏ハム失敗

失敗した、失敗した、失敗した。

鳥はむ - Wikipedia

とか、いくつかのレシピを見て作ってみたのだが、どうも加熱が足りなかったようだ。冬は無理なんじゃないか。室温や鍋の保温性にも依存するだろうが。

なんか中心部が赤いんだよね。ハムは最終料理ではなくて料理の素材だ!ということで、ぶなしめじと炒めたり、フライパンで焼いたりして食べたけどね。

ぐぐってみると

www.dagasorega-e.net

このページがヒットした。だよねー。次は炊飯器の保温を使おう。あ、それとも電気ポットでもいいかもしれない。そして、安全側に傾けるために塩を増やそうと思う。血圧高くないし、料理の素材として使うなら塩分高くてもいいや。

読書感想:銃・病原菌・鉄(上)

図書館で借りた本。

昔流行った有名な本だが、読んでいなかったのだ。

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
 

 「現代社会の不均衡を生み出したものは何か?」という問いに対して「人種(民族)による優劣」という誤った考えに対抗する「わかりやすい究極の単一の原因」を与える本である。

しかし、まあ、どうしてか分からないけれど、何かの説が間違っているという時には、単に間違っていると言えばいいのに、別のおかしな説を持ち出さなければならないというのはどういう訳なのだろうか。

「この説は間違っている」

「じゃあ、真実はどうなんだ」

「真実はこれだ」

こういう風にしなければならないのだろうか? 「真実はそんなに単純じゃない」という答えは許されないのだろうか。

少なくとも、ベストセラーになるためには、単純で分かりやすい新説を提案する必要があるのだろう。

つまり、俺の感想としては、この本で著者が言っていることには十分な説得力がないということである。まあ、あちこちからうまいこと集めてきた資料はそれなりに面白いけど、著者独自の論理の部分は穴だらけだ。

と言うわけで、上巻だけ読んで続きを読むのは断念しました。

これに似た印象を受けた本がドーキンスの「利己的な遺伝子」で、あの本は「創造説」に対抗するため本のはずだが、半分以上を費やして「ミーム」という検証不可能なアイデアを説明しているのだから。まあ、ミームは無意味で検証不可能なだけで間違っているとは言い切れないし、「利己的な遺伝子」という題名は進化の本質に迫る実に秀逸なキャッチコピーなのではあるが。

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

 

 

アニメ感想:龍の歯医者

dアニメストアで見た。

質の高いアニメである。それは間違いない。でも、好きかと言われると答えに苦しむ。もちろん、単純な価値観ではないけれど、龍を利用している側、歯医者の側がどうも悪役のように思えるのだ。物語の敵側から見れば、もっと単純な正義の話になるだろう。龍は邪悪ではないが、龍を戦争に利用する行為は邪悪であると信じていると考えられる。

もちろん、主役の側が悪でもいいんだけど、その自覚がもっとあるか、逆に、龍を戦争に利用することに対してもっとためらいがあるかすればよかったのではないかと思う。それだと単純すぎるか。歯医者は所詮道具だからそういうことは考えないということなのかも知れない。

 

前編・天狗虫編

前編・天狗虫編

 

 

アルデンテ?

スパゲティのアルデンテというのがよくわからなかったのだ。そして今でもよくわからないのだ。どうしても日本人なので麺類はよく噛まずに飲んでしまう。それがよくないようだ。

むしろ、パスタはスパゲティ以外の方が麺状でない分だけよく味わえるのかも知れない。で、少し前にamazonで何かを買う時に送料無料にするために、マカロニを合わせ買いしたのである。

ブイトーニ No.311ペンネリガーテ 500g

ブイトーニ No.311ペンネリガーテ 500g

 

ブイトーニ ペンネ・リガーテ。

茹でようとしてびっくりした。なんとも太いのである。そして茹で時間が長い。11分も茹でるのだ。そして食べてみるとコシが強い。これぞアルデンテ?と思ったが、wikipediaによると違うようだ。でもすごいパスタを食べている感がある。合わせたソースが、肉があまり入っていない安売りのミートソースだったのでソース負けまくり。ご飯食べてるという感じですよ。そしてこれはこれでうまい。パスタの旨さはこれなんじゃないだろうか。

主食だ、これ。

買ってよかったボックスワイン!

買ってよかったものって、去年の年末のお題だったような気がするが、まあそんなに気にしない。今年の年末に先んじているのだ。

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ロスカロス赤3L、近所のスーパーで2月12日に1,490円(税別)で購入。昨日飲み終わった。これ注ぎ口が曲がって見えるけど、実際曲がっている。これだけがうまく出来ないところ。もっと力を入れて下向きに曲げればいいのかも知れないが、そんなことをして万一でも袋が破れたら目も当てられない。

ルフレジで買えば3Lの酒を買っても平気さ。というか、結構おしゃれな箱なので人目を気にする必要などないのだ。チリワインなんだけど、俺の舌としてはこのクラスで十分おいしい。これ以上のワインはほとんど判別できない。まあ、貴腐ワインとかだと甘いって分かるけど。

そして飲み終わったので新しく買ったのである。

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スペインワインカスティージョ・デ・アナ3L。3月4日購入,1490円(税別)。この写真は注ぎ口を引き出す前の状態。うん、違うワインなのに、飲んでもそんなに違いが分からん。

ボックスワインのいいところは、飲み終わった後が、ビンの資源ゴミじゃなくて、段ボールの資源ごみとプラスチックゴミになること。うちのあたりでは、ビンも有料の袋で出さなければならないから、そして段ボールは無料で出せるからゴミ費用も少なくて済む。(内部のプラスチックの袋は小さいので誤差)。

一応amazonも貼っておくか。

 

 

 

読書感想:ぼくは漫画大王

なんとなく図書館で借りた本。

ぼくは漫画大王

ぼくは漫画大王

 

 残念、面白くなかった。ミステリーとして、というよりも、普通に話が面白くない。ダメ男が語り手の部分は、ダメ男のダメさがなんか薄っぺらい。漫画好きの子供が語り手の部分もですます調で読みにくいし、子供っぽいと言えば子供っぽいんだけど、「実に子供らしい」と思わせるところがない。つまり、子供っぽさが薄っぺらい。

まあ、最初の殺人だけで引っ張るには無理のある筆力ということだろう。普通の犯人探しなら、この筆力でも十分だろうけど。

こうしてみると日本のミステリーは、少なくとも謎解き以外の部分はしっかりしていると感じる。

ネタバレアニメ感想:No.6

ノイタミナ枠ということで、dアニメストアで見たのである。

しかし、コレジャナイ感満載! 何がコレジャナイのかというとディストピア。ああ、こんなのディストピアじゃないよ。全然物足りない。

 

NO.6 [ナンバーシックス] コミック 全9巻完結セット (KCx ARIA)

NO.6 [ナンバーシックス] コミック 全9巻完結セット (KCx ARIA)

 

 パン屋とか、管理社会のはずなのに個人営業のパン屋とか。そこはネットで有名な某パン工場とかの方がディストピア感あるだろう。そして矯正施設は全然矯正してない。いま問題になっている幼稚園の方がずっとディストピア感あるよ。

つまり、No.6 のディストピアは現実に負けている。それに気づかせるための作品だとしたら怖ろしいが……。

むしろこの作品はBLとして見るべきだろう。女性と母親も絡ませたBLである。BLキャラとして見れば、貧民街に暮らしているのに異常にハンサムなネズミとかも納得である。