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ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:洋梨形の男

図書館で借りた本。なんというか、嫌な話を集めた短編集。奇想コレクションらしい。特にタイトルの「洋梨形の男」と「家族の肖像」が嫌だった。うまい。しかし、嫌な話ばかりで一冊に纏められても嫌なものだ。「就業時間」と「成立しないヴァリエーション」は比較的嫌さが少ない。

洋梨形の男 (奇想コレクション)

洋梨形の男 (奇想コレクション)

 

 俺、女の子が怖い目に会う話が苦手なんだよなぁ。超自然でも怖ろしいし、そうでなかったとしても怖ろしいから。

それで言うと、現実的な怖ろしい状況から超自然的な怖ろしいことが起きて女の子が救われる話が一番好きだということになる。そうアリスソフトの「アトラク=ナクア」みたいな。

アトラク=ナクア (CaRROT NOVELS)

アトラク=ナクア (CaRROT NOVELS)

 

 

読書感想:マイルズの旅路

待望のマイルズ君シリーズの翻訳。

マイルズの旅路 (創元SF文庫)
 

 しかし、帯に不穏なことが……。「大人気シリーズついに完結!」とか。もっとも、訳者あとがきにはもう一冊あると書いてある。まあ、どこまでシリーズかと考えれば、もう一冊あるのは確かだろう。

まあ、マイルズ君主役の作品は最後ってことですな。とは言え、いまさらマイルズ君が死ぬわけもなく、皇帝もマイルズも結婚しちゃったし、特にクライマックスという訳ではないと思う。というか、あまり活躍してないような気がする。発作防止処置も毎回ネタにするわけにもいかず扱いかねているような。

で、このシリーズをどう収めるかというと、やはりこうするしかなかったのかという感じの次の巻になるわけですな。

困ったことに、私はビジョルドのファンタジーよりは、このシリーズの方が好きなんだよなぁ。ファンタジーとSFの両方を書く女性作家で両方好きなのはル・グウィンくらいで、マキリップはファンタジーの方がいいと思うし、ビジョルドはSFの方がいいと思ってしまうのだ。

読書感想:ダィテス領攻防記3,4

相変わらず、事件は起こるがピンチにはならずすんなり解決する。そして隠すべきオーバーテクノロジーは惜しげもなく披露されるのである。

 

ダィテス領攻防記〈3〉 (レジーナブックス)

ダィテス領攻防記〈3〉 (レジーナブックス)

 

 

ダィテス領攻防記〈4〉 (レジーナブックス)

ダィテス領攻防記〈4〉 (レジーナブックス)

 

 しかし、このあたりから、話の流れは誰と誰が結婚するかというようなことに変わってきているような気がする。男女の結婚ですよ。ある意味、王や貴族の結婚という、なんというか、昔の少女漫画のような流れになって来ている。

あとは、握り飯を食べる話とか。このままいくと納豆やクサヤも再現されそうだ。あとはウォシュレットも再現されそうな気配。エロ系のテクノロジーは再現されないのか? というかフルカラー写真集(BL)くらい出てもおかしくないはず。

コピペと役人と文書保管

コピペで論文作成が問題にされたのも、もう随分前のことになりますが、人間が文章を書くというのは結構難しいものであり、何かしらお手本があると楽に書けるものなのです。

そして文書を大量に使用するのが官僚制なのであり、役人が職務上の文書を作成する際にも、過去の文書をお手本にすることは極めて当然のことなのです。それはワープロやパソコンが導入される以前から、新しい文書を作成する際には、過去の文書を見ながら多少置き換えて作文するということが、むしろよい文書の作成方法として知られ、そして官僚制の歴史とともに連綿と伝えられて来たのです。

だからこそ、役人は前例のないことをやりたがらないのである。前例がないということはコピペ元にする文書がないということだから。また電子化する際に神エクセルと言われる形式になったのも、その形式を守り続けているのも、同じ理由によるもので、つまりは既存の文書をちょっとだけ変えて新しい文書を作るという習性によるものである。これは手抜きというよりも、間違いの少ない文書を効率的に作成するための手法なのである。千年を越えるという官僚制が生み出した知恵なのだ。

そしてコピペするためには、元の文書がなければならない。だから役人は文書を捨てない。文書の保管期限などというものが定められたのは官僚制の歴史から言えば極めて最近のことであり、そして保管期限が来ても保管場所がある限りはぎりぎりまで破棄しないのである。ましてや、電磁気データとして保管場所を取らないならば、破棄することはあり得ないのだ。

とは言え、破棄しなければならないと条例や法律で定めれられた場合は、その期限ギリギリに破棄するであろう。法律に従うこともまた官僚制の本質なのだから。

まあ、そういうわけで、法律や条例で定められた破棄期限前に文書が破棄されるということは基本的にはあり得ないと思うのだ。もちろん、間違って破棄ということはあるだろうが、間違いは都合よく起こらないものであり、都合がよかったらそれは意図的なものであろう。

 なお、なんの手本もなくこの文章を書いた私は一種のアレである。(まあ、過去に自分で書いた文章が脳内で手本になっているということはある)

官僚制

官僚制

 

 読んでないです。とりあえず貼り付けただけ。

アニメ感想:絶園のテンペスト

これは悲劇ではなくて、喜劇なのだから。

私にとっては、このセリフがすべてと言ってもいい。あれだよね、アニメにしても漫画にしても、初期にギャグ調で、途中からシリアスになるやつが多くて困る。シリアスはどれも大げさで深刻ぶって実につまらない。

 

 

その点、途中からコメディとして見られたこの作品は大変良かった。アニメとしてみると、ウテナコードギアスの系統とも言える。いや、ウテナもギアスもコメディだから。というか、演劇的なところが。ギアスっぽい衣装も出るけど。

ヒロインが魅力的と言える。どのヒロインか、もちろん吉野の彼女である。あー、今Wikipediaを参照していて、もうひとりのヒロインの名前が「葉風」であることを知った。ハカセだとばかり思っていたよ。葉風も「ラブコメか!」と言ったりするあたりがラブコメでよい。

予告がコメディなのは、この作品以外でもよくあるけれど、本編もやはり予告どおりのシーンなので、楽しい限りである。人が死んでたり、アクションシーンがあったりするけど、まあ、それはシーンであって、シリアスなストーリーではないので問題ない。

それから1クールの終わり頃に、推理物っぽくなる。ここも結構いい。そういうところも舞台劇っぽい。

結論として、これはお勧めアニメである。

アニメ感想:ろんぐらいだぁす!

諸般の都合により延期されていた最終二話がいつのまにかdアニメストアで配信されていた。

 

ろんぐらいだぁす!: 1 (REXコミックス)

ろんぐらいだぁす!: 1 (REXコミックス)

 

 私、割と好きですよ、このアニメ。

でも気になるのは、注意するのが遅いってことですね。ナイトライドにしても、安全を考えれば何か起こる前に準備しておくべきで、メット用の電灯も用意するように言っておくべきではなかったかと思うのである。まあ、話を盛り上げるためなんだろうけど、熱血アニメじゃないんだから、盛り上げよりも安全第一でお願いしたい。

あ、最終回の終わり方はとてもよいと思う。終わり方としては2期に繋がるし、主人公がしっかりしてきたということも印象づけられるし。まあ、2期はなさそうだけれど。

読書感想:呪禁捜査官 訓練生ギア

図書館で借りた本。

呪禁捜査官 訓練生ギア (祥伝社文庫)

呪禁捜査官 訓練生ギア (祥伝社文庫)

 

 ソーカル事件を元にしたエピソードがあって、そこが引っかかった。

ソーカル事件 - Wikipedia

これはオカルトが実在する世界で、オカルト批判雑誌に、オカルト系の権威ある人がオカルトを批判する論文を載せる、そして後からその内容がデタラメであると暴露するというエピソードである。ソーカルもやり口が汚いという批判はあるかもしれないが、ソーカルの論文は著者の権威で掲載された訳じゃなく、他の(いい加減な)論文と同様の審査を経て掲載されたわけだからね。

それは別にしても、やはり俺としては、様々な呪術が登場すると、どうしてもゲームっぽい軽さを感じてしまう。残念。